透明キャノピーの謎・仕組みを知りたがっている人がいるかどうか、は最早どうでもいいのです
忘備録と自己満足を兼ねて
これらのキャノピーのクリアパーツの作り方をここで紹介しましょう
(注:セロハンテープです)
「メイキングの一部じゃな」
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始めに言っておきますが作業量はべらぼうに多いです
しかもモノによっては極めて細かい作業になりますのでご注意ください
(いや別にマネしなくていいですw)
まずはゼロ戦21型でのキャノピーで使用した方法
これは説明が簡単です
まずセロハンテープの接着面を互い合わせにして粘着力を完全に封殺してしまいます
単なる透明なシートとして使います
キャノピーの枠以外を切り抜いたあと、セロハンテープに貼り付けます
あとは従来通り組み立てたら終了
ただし紙とセロハンテープ(非粘着面)の相性は必ずしも良くはありません
適切な接着剤を使わないと曲げたり、折ったりしているうちに剥がれてしまうことがあります
現在主に使っているのは
うむ、結局コニシ様に頼りっきりだな・・・
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しかしながらこの方法
セロハンテープ2枚分を紙の裏側に貼り付けるので、思いのほか分厚くなるんです
先の21型の次に作った52型(紙模型工房さま提供)
この作品はゼロ戦のキャノピーが開閉します
先の方法ではセロハンテープ分の厚さが邪魔になってキャノピー開かなくなります
そこで次の方法
セロハンテープの厚さを最低限にして
尚且つ元来ある粘着力を最大限に生かします
まず展開図と全く同じ形のダミー台紙を作ります
これにセロハンテープを貼り付ける
一方本体側にもセロハンテープを裏打ちしておきます
粘着面同士は貼り付けてしまって、ちょっと浮いてしまった隙間にカッターで切り込みを入れます
ダミー台紙と余剰セロハンを取り去ると、ハイ出来上がり!
原理はこんな感じですが、なんせ
窓枠四辺×たくさん
の箇所を処理しなければいけません
精神に異常を来たす恐れがあります、良い子はマネしないようにね
え、作業工程が分かりにくかった
じゃもういいです( ;∀;) 今回はあまり一般向けの記事じゃないので・・・
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このように
元々平面化から立体を構築するペーパークラフトと
平面の紙に対しては無類の接着力を持つセロハンテープ
相性はバツグンです!!
平面のままクリアパーツとして組み込んでしまえばあとは通常通り組み立てるだけ
なんなら曲げ・丸め・折りにも対応してくれます
(復元力が強いので紙より難渋しますが・・・)
自称ペパクラクリエイター に
自称セロハンテープ加工職人 が加わりましたww