帆船「日本丸」ペーパーモデルアート(早い話がペパクラ)の話題です
完成した日本丸の撮影および画像加工が止まりません
前回紹介した悲壮感漂う大雨の帆走から一転
ちょっと爽やかな画像処理に挑戦してみます
いつものように撮影のため近所の駐車場に出向きました
前回もそうでしたが どうも障害物が多くて上手く撮れません
かといってもっと障害物の少ない場所を探しに遠出するのも面倒くさい
なんとか上手い角度で撮れないか、と撮影ポイントを探しながら手あたり次第に撮ってみたところ
こんな写真が
むむ・・・
結局電線が写り込んでしまっているではありませんか
しかも逆光じゃんよ
と思ったのですが、よくよく見ると・・・
そんなに悪くない、ふむ
後のセイルの影が前のセイルに当たって、こちらから見ると透けて独特の模様を描き出しています
いろんな表情を見せる帆船ならではの美しさとも言えます
あくまで偶然ではありますが、可能な限り実艇に近い構造を心がけて組み上げた故の現象ではないでしょうか
この辺は紙のメリットを如何なく発揮していると思います
つまり
布素材ではセイルカーブを再現するのが難しいし
仮にプラスチックなどでは厚さがあるためこのような透光表現はまず無理です
あと気になったのは美麗なCG画像を作成するとして
・光が当たって他の物体に投射する
・透明度のある物体を通して向こう側の物体を見る
これは出来るとして
・投射された影を裏側から見る
この演算は可能なのだろうか?
仮にできたとしても色々と複雑になりそうだから別方法で代用するんじゃないか、と思っています
(例えば影が透けて見えるであろう場所に改めてテクスチャで描き込む、とか)
詳しい方、知っている方がいたら教えてください
何が言いたいか、というと
紙模型帆船最強!
とまでは言いませんが、少なくとも帆船模型においてセイルの素材としての紙はアリなんじゃないかなぁと思っている次第であります
スポンサーリンク
さて、問題は背景に写り込んだ電線ですが
前回までは空と雲をそのまま利用していたため背景の写り込みは致命的だったのですが、今回はちょっと方法を変えてみます
船画像のみを切り抜いて別画像に貼り付ける方法
使うのはもちろんGIMP
無料の画像編集・加工ソフト
主に使うのは「ファジー選択ツール」
なんとなく似たような色合いの部分をなんとなく選択してくれるので
船の周りを全部透明に
あとセイルやマストの隙間から見えている空の青色部分をすべて透明に抜いていきます
最終的に水線上の船の成分だけを抽出する感じ
なかなか文章では伝わらないので、興味のある方はこちらをどうぞ
なんなら上のサイトでGIMPをダウンロードして遊んでください
あとは背景ですが
いろいろ探しては見たのですが、なかなか無料で良さげな画像がありません
なんせ逆光なんで、むしろ失敗扱いされる画像が世間的には多いわけです
なので今回は既存サイトの画像をお借りしました
こちらのブログの画像です
本文を読んでもらうとお分かりのように、ブログ管理人さんからも失敗扱いになっている画像でしたww
スポンサーリンク
材料が揃ったところで行ってみましょう
今回の作品 題して
「帰港してきた帆船が向こう側から太陽に照らされて良い感じになっている画像」
(´-‘).。oO(もうちっとまとめろや・・・)
どやっさー!!!
今までと同じく雑コラです、はい
よく見ると粗だらけなのですが、なんかいい感じに仕上がってしまいましたww
あとはいつもと同じです
こちらを利用して、エフェクトをかけて行きます
まず「セピア」加工
こう、なんつーか夕焼け感がUPしますよね
今回は光を利用した画像加工なので
より光っているエフェクトを追加したい、と
その名も「キラキラ」(まんまやん)
おーキラキラ
ただこれだと逆に模型感が強調されているような気がしないでもないので
今度は「白昼夢」っていうエフェクト
こうやって全体をぼんやり加工してくれると、より本物っぽく誤魔化し演出できます
(ちなみに「キラキラ」と「白昼夢」を重複して加工したら白くなりすぎて微妙)
あと個人的に好きな「漫画」エフェクト
漫画家の方、ぜひ作画の参考にしてください
偶然撮影した逆光の写真
失敗のような気もしましたが、使いようによってはより魅力的な画像に仕上げることが出来るという話でした
でもよくよく考えてみると、光がキラキラしている感じにすりゃそれなりの綺麗な画像が出来上がるのも当然っちゃ当然
さて
散々屋外で撮影してきたこのシリーズも一旦終了です
この 帆船「日本丸」ペーパーモデルアート
今後はディスプレイケースに飾ってニヨニヨ眺めることとなります
次の記事はコチラ
スポンサーリンク
前回のはてブ紹介とお礼
あーあ、煽ってくれちゃったりなんかしちゃったりして
やっちゃうよ?宇宙船日本丸やっちゃうよ??
ありがとうございます
頑張って作った甲斐がありました
ドケチな私でも画像加工で遊べるように、無料でソフトやサイトを提供して下さっている方々にも感謝
この他にもたくさんの はてブ コメント スター ありがとうございました~