わかくさモノ造り工房

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船体接続と スクリューと とっても大事な話 うみのこ(2代目)を作ろう その3

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只今、当ブログのメインコンテンツの一つ

うみのこ(2代目)ペーパークラフトの作り方記事を連載しています

 

これまでの流れはこちら

 

展開図のダウンロードはこちら

 

 

 

接続パーツ

前回組み立てた 船首 船底 船尾 の各部位を繋げていきます

「接続パーツ」と書かれたやつを組み立てます

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奥の2つは単純な直方体

 

手前の2つは、ちょっと変則な形状をしています 

後から見ると

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ほぼ直方体

 

前から見ると

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断面が台形になっています

 

これは

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ここの傾斜に合わせているからです

実際接続するときに分かります

 

これを

船底の両端に取り付けます 

前から見ると

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後からみると

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隣接する3面にボンドを付けて固定します

甲板の絵柄をよく見て前後を間違えないようにしてください

 

f:id:wakajibi2:20191122194109j:plain上からもよく見て、真っすぐになっているかどうかチェック

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スクリュー

ここで各部位を接続しても良いのですが

作業のしやすさを考慮して、先にスクリューなどの小物を処理しておきましょう

 まずスクリューのカバーになるパーツですが

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裏返して赤マジックで塗りつぶしてください

なるべく裏にインク滲みしにくいタイプがいいです

(なんなら黒でもいいし、省略しても特に問題ありません)

 

オススメなのは

めっちゃバリエーションが多い、三菱のサインペン

「えんじ」のやつを1本持っておけば、「船底色」として

軍艦など含めた船舶のペーパークラフトのちょっとした隙間の色塗りに重宝します

 

まぁ、紙の断面がチラチラ見え隠れするのもペパクラの醍醐味なわけで・・・

(メンドクサイ作業を回避する言い訳ww)

あまり使いすぎるのもどうか、とは思います

 

カバーを筒状にして

「内側」(マジックで塗ったほう)にスクリューの絵柄がくるように貼り付けて行きます

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「外側」は別パーツで裏打ちしておきます

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「水の流れが妨げられるじゃん!!」という細かいツッコミは無しの方向で

 

実はスクリューの形状はまだ調査中です

後日新たなテクスチャが追加されるかもしれませんが・・・

 

正直言っていい?

 

完成後、ここは

ほとんど見えません!!

 

 次にスクリューの基部ですね

下図のようにパーツを折り曲げてボンドで貼り合わせておいてください

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切り出してコの字状にします

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白い面が船尾パーツに接着するところです

このパーツも3Dモデリング時には前後の設定をしていた気がするのですが・・・

見た目にあんまり変わらないので、前後は気にしなくていいです

下図の位置でスクリューカバーを挟み込むようにしてボンドで固定して下さい

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これも実物の形状とは異なる可能性がありますが、モデルの安定性、強靭性を優先したいので変更の予定はありません

まぁ、まとめると

「雰囲気スクリュー」

と思って頂ければ・・・

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後ろから眺めた時にスクリューのテクスチャがチラ見え してればいいんですっ!

 

あとは安定板(スタビライザーともいう)

正中線で折り曲げてボンドで貼り合わせる

外側はのりしろになるので谷折りで折り返す

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安定板(大)と安定板(小)があります

 

 スクリューと安定板(小)は目印がありますのでそこに貼り付け

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安定板(大)は各スクリューの中心から前方に向けて

2つの安定板が平行になるよう貼ってください(目印なし)

 

横からみると

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こんな感じになるので参考にしてください

船のフルハルモデル感が一気にUPしますw

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合体!!

ではいよいよ船を接続していきます

試しに何度か仮組みをして、きちんとハマるかどうか確認してください

もし大きさが合わない、ズレている、とかあれば、接続パーツの先端を

潰してもオケ

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どうせ見えなくなる部分ですわw

 

<変更点>(2020.04.07追加)

乾舷の接続部にのりしろ(カバー)を追加しました

(ウォーターラインバージョンの画像を流用していますが、原理は同じです)

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合体したあとこのピラピラを貼りつければ

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ホラ!!繋ぎ目がほとんど分からないレベルで誤魔化せるようになりました

 

 

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とっても大事な話

ただ接続パーツを潰さなければハマらない、ということは

すでに各所でズレが出てきていると考えて差し支えありません

 

慣れてなければ当然です

そして、見えるぞ~、私には見える

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ここ、隙間とか歪みが出てるでしょ?

失敗!!とか思わないように

あえて各所のちょっとしたズレをこの場所に集約するように設計しています

 

そしてこの部分の見た目の悪さは後々・・・

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無かったことに出来ます

(まだこの船台は作っちゃダメよー 続きの作業がやりにくくなるから)

 

 

この先も各所でズレや歪みを救済・・・っつーか誤魔化せる仕組みを用意しておりますので

こまごましたミスや失敗は気にしない!!

 

そもそも完成した時にはそんな小さなズレのことなんて覚えてないし

誰かに観てもらうときも、そんな小さなズレを指摘する人なんていません

とにかく下手でもいいから完成させる!!という強い意志が大事

 

かつて偉大なるサウザー先生は仰りました

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退かぬ!!

媚びぬ!!

省みぬ!!

不退転の決意で、先へ先へと作業を進めていきましょう

  

これ、ペーパークラフトを作るにあたって、とっても大事な話

 

次の記事(その4)はこちら

 

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