わかくさモノ造り工房

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ペーパークラフトを中心に創る造る作る

うみのこ ペーパークラフト 制作軌跡11 (滋賀県 フローティングスクール) 

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さて、桟橋で所長さんの出迎えを受けたわたくし

まず驚いたのが、桟橋とうみのこの搭乗口にかなりの高低差があることでした

過去に遊覧船ミシガンに乗船した際には、たしかほぼ水平のタラップ(正確な名称どうかわかりません、なんせ手摺付きの渡し板)で乗り降りした記憶があるのですが…

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うみのこはこんな感じでした、モロに階段が付いていて、ダイレクトに2階甲板まで上がります。

というか、一階の客室階層はおそらく水線下も含まれているので乗降には向いていない位置なのでしょう

ここで普通の乗船客、あるいは小学生なら嬉々として真っ先に階段を駆け上がるところですが、そうはいきません。

ペーパークラフト制作途中でどうしても確認しておきたかった事。

先だって桟橋の対岸から撮った写真では左舷しか撮影できず、よくわからなかった部分。それが…

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高速艇の底面のディティールもそうなんですが、クレーンのサイズですね。

エンジンなどの機械部分がないカッターと、高速艇の重量が同じはずはありません。案の定他の5基のクレーンよりも一回り大きいクレーンであることを確認しました。これも展開図を修正するときに反映させています。

あとは右舷側の窓と扉の位置も左右で綿密に比較しようと思いましたが…

あまり左右差はなかったようです(っていうか比較をあきらめたww)

せっかく案内して頂いている所長さんをあんまりお待たせするのも何なので、いよいよタラップの階段を駆け上がります

うみのこは設計の段階で小学5年生の体格に合わせて天井が低いという情報を得ており、覚悟して入ったのですが、思いのほか余裕がありました(他の乗客が居ないということもありますが^^;)

最初にいきなり操舵室へ!!

おいおいいきなり本丸かよww そりゃそうですな、まずは艦長さんにご挨拶へ…

我々の世代だと、艦長さんといえば宇宙戦艦ヤマトの「沖田十三

顔が隠れるくらいの白く立派な口髭&あご髭、それから目深に被った艦長帽から覗く鋭い眼光! キラーン!!

という妄想を勝手に膨らませながらご対面

うーん、普通のおじさんでしたww

よくよく伺うと、自宅がウチのご近所さん! まぁ世間の狭いこと狭いことww

そのあと、同じく操舵室にいらっしゃった機関長(ヤマトで言うところの徳川彦左衛門…あーもう妄想は長引くからやめておこうww)

に案内され機関室へ!!

おひおひこれも思いっきり核心じゃぁねーかYO!

今のところ機関室の再現までは手が回りませんが、今後のことも考えて一応取材をお願いしていました

しかしこう、何でしょうね「機関長」とか「機関室」「動力室」「エンジン」とか聞いただけで湧き上がるこのワクワク感

さて操舵室をでて機関室へ向かうその刹那 私は見逃しませんでした

もともと「うみのこ」は学習船 操舵室の中までは入れなくとも、外から見学できる前室があります

そこにはガラスの陳列棚が置いてあり、その中には とある創作物の数々が…

そうです、今までうみのこに乗船した歴代の小学5年生が作った模型や絵画などの作品が所狭しと並べられて閲覧できるようになっていました。

ピコーン!!

このとき、私にある野心が芽生えます

(ΦωΦ).。oO(ウチの子に作らせて飾ってもらおう…フッフッフ)

最初は子供がフローティングスクールに参加した記念に、私が作ったものをプレゼントしよう、くらいに考えていましたが、もうそんなレベルでは収まるわけもありません

作らせる!!

そう固く心に誓ったあと、それはそれ ウキウキしながら機関室へ向かうのでした

 

続く

 (子供に作らせるくだりは<シリーズ>カエル と Fukase 親バカここに極まれり で後日連載していく予定です、乞うご期待)