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3Dモデリングした作品をいよいよ展開しますよー
使用ソフトはこれ
モデルは人気ブログ「にーちの趣味ぶろ」さんより「ジト目っ娘にーち」
これまでの話の流れはこちらで
・・・んが!
実はまだ下準備があります
六角大王の時点で、どのラインを切って展開するのかあらかじめ設定しておくことができます
もちろんこの作業をすっ飛ばして展開することができますが、あとあと面倒くさいことになるので、なるべく丁寧に切り取り線を設定します
赤ラインが切り取り線
よーしパパ展開始めちゃうぞー!
誰だ?お前・・・
これはですねぇ、モデリングの際、左右対称のパーツは コピペ→反転 などの作業をおこなうので裏返しになってしまうパーツが出てきます
このまま展開しちゃうと、山折りと谷折りが逆になってしまうので無用な混乱を招きかねません
なのでこれもモデリングに一旦戻って丁寧に裏返します
これでやっと展開を始められます、ふぅ・・・
ペパクラデザイナーでモデリングデータを開きます
展開ぽちっとな
うん、まずまずの出来
これね、形が複雑なモデルだと、細切れになったポリゴン片が画面中に散らばって地獄絵図を呈することがあるんです。それを一個一個拾い集めて再編成する地道な作業が・・・
今回は、初期状態でどのパーツか推測できる程度だからマシなほう
ここからですな、切っては貼付け
→→
のりしろを移動させ
→
これをすべてのパーツでチェックしていきます
それはそれは地道で地味な作業が延々と続くのです
この作業で3割のクリエイターが発狂するとかしないとか・・・(しません)
予防策として始める前に必ずSAN値をチェックしましょう
すべてのパーツのチェックしながら整列させます
今回はA4用紙2枚にまとめてみました
次にこれらのデータをエクスポートします、つまり.bmp形式の画像ファイルとして出力します
ペパクラデザイナーに精通している達人はここで完結させてしまいますが、私テクスチャ貼りが苦手でして、エクスポート後にゴテゴテと描き込みを追加する派なのです
前回も紹介しましたが、この作品は両手が平面のままです
なので出力されてきた画像にチョイチョイっと細工を加えて
これが⇒こうなる
エッジを黒枠で強調するのと、微妙に陰影もつけています
中心線で貼り合わせることによって強度が上がると同時に、両面印刷と同じ効果が出ます
組み立てる際には部分的に折り曲げて「握っている感」を演出します
次にワゴンガール制服のリボン
これが⇒こうなる
中心の結び目は別パーツを巻き付けて立体感を出します
あとはチマチマと落書きを追加して
完成!
と思ったらまだ甘い
これでも作れなくはないのですが、フィギュア系のペパクラは、紙の裏面が見えてしまう作品が多いです(髪の毛とか)
裏面もキッチリ着色されているのといないのとでは見た目が全然違う
例えばこういう部分
ここは裏面印刷の効果が出ています
なので裏面印刷用の画像もセットで作らなければいけません
達人の中にはこの裏面用画像にもテクスチャ(印刷ズレが前提の汎用性の高いやつ)を描き込む方がいますが、あっしにゃ無理でござんす
単色であれば簡単ですね
こんな感じ
裏面なので表面とは左右対称(鏡像関係)になっています
これらを印刷して、いよいよ組み立てです
組み立てのメイキング記事は、後日予定の展開図公開後に「作り方」として紹介したいと思います
腕に自信のある方は、是非ご自分で組み立ててみてください
次回、ジト目っ娘の顔芸の予定です
お楽しみに
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