今回は久々に船舶模型です
↓出典はこちら
1902年就役
イギリスで作られた新鋭戦艦「三笠」
日露戦争において、大日本帝国海軍 連合艦隊の旗艦を務めました
小説「坂の上の雲」でも有名ですよね
まずは煽りのド迫力画像 ドーン!!
あ、そうそうド迫力の「ド」って
この三笠が建造された後年(約6年後)、同じくイギリスで建造された
「ドレッドノート」っていうスンゲェ戦艦が出来て、そのあまりの革新具合に
頭文字を取って「弩級戦艦」って、戦艦の代名詞になったぐらい
たぶん「弩」は当て字
その名残で ド級 ド迫力 とかの言葉が出来たんです
知ってた?
だから三笠に「ド迫力」なんて表現したら
10年早いわ!!
っていうツッコミが正しい、うん
ディスプレイ台もあらかじめ付属しております
すっげ!航走しているように見える!!(・∀・)カコイイ!!
前後近影です
舳先には菊の御紋、艫には「さかみ」の文字
左舷から
航海灯は「赤」
右舷から
航海灯は「青」 芸が細かい
いわゆる鳥瞰図
後方からのド迫力画像
うん、10年早いな
スポンサーリンク
さて この作品
展開図の著作権は横須賀集客促進実行委員会に帰属するそうですが
製作者は
↑これ、ディスプレイ台のすみっこの方に、すんげぇ小さい字で書かれていました
↓ここです
管理人は九嶋正裕さんという方
実は今までも当ブログで何度も紹介させて頂いているんです
例えば
この2作品は紙模型工房さんで
無料で!!
配布されている展開図を頂きました
すごいと思いませんか?
このクオリティの模型が、タダで手に入るんですよ(紙代とインク代は別途必要になります)
趣味になるべくお金をかけたくない私にとって、これはもう神の啓示
もう10年以上前からお世話になってるんです
以前私が運営していたHPの画像ですが、この作品は2004年に作っています
なので上の記事で紹介した「こんごう」は2隻目です
このころ 九嶋さんはアマチュアで活動しておられましたがいつの間にやらプロに転向
企業や自治体などを対象に作品を納品しておられるようです
代表作品はコレ
「関西国際空港」1/72スケール ペーパークラフト超巨大展示模型」
ワタクシ、実際に観に行ったことがありますが、圧巻です
これこそド迫力!!です
その恩恵が今回横須賀集客促進実行委員会に納入された「戦艦三笠」というわけです
無料で!!
このクオリティの三笠が楽しめる
ありがたやー ありがたやー
この方が公開してくださっている作品
なにが素晴らしいかというと そのクオリティもさることながら
作りやすさ
とにかく作り手のことを一番に考えてくれてるのが丸分かりww
船舶模型とかは特にそうなんですけど、本物に近づけようと細かく作ればどこまででも突き詰められるまさにブラックホール
ハマったら抜け出せない(だがそれがいい)
でもそれじゃ万人が作れる作品にはならない
ペーパークラフトの醍醐味は
公開された展開図を家庭用のプリンターで印刷することによって、誰でも手軽に同じものが作れる
というところです
九嶋さんの作品はリアリティをなるべく落とさず、形状を簡略化していく
ここのライン引きが絶妙なんですよね
あとは組み上げる順番とか、パーツを合わせるときの目印とか、とにかく親切
作ってみれば分かります
当ブログでペーパークラフトに興味を持った方は、是非一度訪れてみてください
船舶模型以外にもいろんなジャンルの作品があります
(一般公開されていないものもありますので注意)
もうね、とにかくすんげぇの!!
もう一回紹介
スポンサーリンク
さて
ワタクシ、最近嬉しい出来事がありまして
ある日のツイッターの通知にこんなものが
そうなんです
上で紹介した九嶋正裕さんがフォローして下さったのです
うひょーい!!
なんか当ブログのペーパークラフト作品を認めて頂いたと勝手に解釈しておりますが、とにかく有り難い(*'ω'*)
お礼というわけではありませんが、せっかくの機会ですのでガッツリ紹介させていただきましたww
まだまだ作りたい作品がたくさんあるので、今後も紹介する機会があると思います
次回 メイキングに行きたいところですが
ちょっと季節がらの記事を一個ブッ込んでみようと思います