しばらくゼロ戦ネタが続いておりましたが
前回ねこくらふとさんのSDゼロ戦を紹介した流れで
ちょっと寄り道して別の戦闘機も紹介してみようと思います
以前私はF4Uコルセアというアメリカの戦闘機に対し「異形の」という表現を使って紹介しました
F4Uコルセア アメリカの合理主義が生んだ異形の戦闘機 - わかくさモノ造り工房
今もそれを否定するつもりはありませんが、かつて日本において「異形」という形容すら生温いとんでもない新兵器の開発が進められていたことをご存知でしょうか?
ミリタリーマニアの間では有名ですが・・・例えば
あえて紹介しておきましょう。
前翼型(エンテ型)
私もこれを初めて目にした時は衝撃でしたねー
たしか高校生ぐらいの時でしょうか・・・
プラモデル屋で箱イラストを見た瞬間
いやマジで何回か箱をひっくり返しました
「え?? どっちが前???」
従来のゼロ戦や一式戦「隼」の垂直尾翼をぶった切って前後を逆にしたようなフォルム
実はこれプロペラが機体の後ろに付いています
このことによってプロペラに邪魔されること無く重武装を機体前方に集中することが出来ます
逆に言うと機銃弾に邪魔されること無く、目いっぱいプロペラ翅を増やすことができます
なななんと! 出血大サービス 6枚翅
初めての方にはちょっと苦行になるかもしれません
え?私?? あんまり苦にならないですね
特殊な訓練(笑) を積んでいるため、作業中に意識を異世界に飛ばすことができます
(空に巨大な白鯨が飛んでて、鬼っ娘がガンダムハンマーぶん回すようなノリの・・・)
・・・
・・・ ・・・
・・・ ・・・ ・・・
ああ、すみません 飛んじゃってました
この辺りから身に付きました
気が付いたら6枚製作が終わっている、という都合のいい能力ww
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さて、それではギャラリーをご覧いただきましょう
展開図ですが、前回のSDゼロ戦で紹介させて頂きました
ねこくらふとさんより
今回はリンク先のページから直接展開図をダウンロードできますね
残念ながら無償公開されている震電のペーパークラフトはこれしか見つけられませんでした
ここの作品もシリーズ化で紹介するのもいいですね、ネタに困らないww
結構なラインナップなので興味のある方は是非覗いてみてください
カワイイ軍用機が並んでます
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あとちょっと注意しておかないといけないのですが
前回のSDゼロ戦と合わせて、このサイトの作品
見た目ほど簡単ではありません
この丸いっこいフォルム
実はペーパークラフトでは「鬼門」なのです
直線、カクカク、あと単純な筒型・三角錐
までは得意です!!紙様
しかし、球面の表現になると途端に難しくなる仕様
例えば・・・
ゼロの展開図をお借りしてきましたが
お分かり頂けるだろうか、怒涛のように襲い掛かるこの細かいのりしろ群
これらを適切に処理しないと丸っこい曲面を表現できないどころか
尾翼すらロクに付けられません
製作にはちょっとだけ覚悟が必要です
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前回のはてブとお礼
まー、アラレちゃんだの、スカイキッドだの、卵飛行機だの、ツインビーだの
好き放題言ってくれちゃって
父ちゃん懐かしくて涙出てくらぁ!!
なんだかSD化や擬人化は日本のお家芸のような気がします
いや海外の模型事情に詳しい訳ではありません、悪しからず
このあたりid:mata1さんに御意見を伺ってみたいところではありますが・・・
その他たくさんの「カワイイ」コメントありがとうございました^^
でも作ったのはとんとんさんね、念のため