間に合いました 夏休みの工作
前回の記事で散々煽ったのですが
実はこれを書いている時点でほぼ出来上がっていたのですww
それでは早速ご覧いただきましょう
滋賀県立びわ湖フローティングスクール「うみのこ」(2代目)
何度も言うようですが
製作者は私ではありません
当家の三女なすなす(小4)の作品です
(展開図の作成、印刷までは私がやっています)
私は一切手を出していないかわりに
全く同じものを横で作って、それをお手本として模倣させています
かつて当家の次女KOHAKUの時に採った同様の方式で、詳しい内容はこちら
ま、親バカの見本市みたいなもんですな
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何日にも渡って、ちまちまと作業を繰り返して組み上げて行くわけですが・・・
序盤は無造作に紙袋などに放り込んでおけばOK
ところが繊細な部品が増えてくる後半はそうはいきません
作業を終えるたびに、将来ディスプレイケースとなる箱に収納します
上がなすなす作 下がワタクシ作 右はゴーイングメリー号
もちろん使ってるのはコレ
重ねて収納できるのでとっても便利
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で、今回の見どころはここ
左舷8基 右舷7基 合計15の救命いかだです
個々のパーツが小さい上に、なんせ数が多い
ちなみに展開図と完成後の大きさはこんな感じです
これを延々作らなければいけません
作業を始める前は、
(´-`).。oO(全部作り終えるのは無理だろうなぁ・・・)
(´-`).。oO(一部はオレが作ったのを流用したろーか・・・)
と思っていました
途中何度も飽きて投げだしそうになるのを
なだめたりすかしたり褒めたり脅したり上げたり下げたり曲げたり延ばしたりひねったり戻したり紆余曲折はありましたが
作業に慣れてきた後半は、あたかも高僧が写経をするかのごとく無心で黙々と作業を繰り返し・・・
うみのこを作ろう カッターと高速艇 - わかくさモノ造り工房
ちょっと寄り道 震電 ペーパークラフト ねこくらふと提供 - わかくさモノ造り工房
このあたりの記事で紹介したペーパークラフト作りに必要な
無の境地
小4にして既に到達したようで
15基すべて自分で作り上げましたww
正直ドン引きです
ま、形がそれぞれイビツだったり、貼り付ける際に上向いたり下向いたり
そもそも土台となる船の基線がぐにゃぐにゃ歪んでたりするのですが
私が手を貸すまでもなく、ちゃんとした形になっています
ちなみに船体の歪みがどの程度か、というと
お分かり頂けるだろうか 右がお手本
まさに
これモンの歪みっぷり
(´-`).。oO(お手本も、わずかに歪んでるんだけどね・・・テヘッ)
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続きましてココ
勝手に「天幕」と呼んでいますが、これも裏返した天幕パーツにひたすら支柱パーツを取り付ける作業が必要になります
歪んだり、傾いたりしている支柱もありますが、上出来でしょう
あとは難易度の割に見栄えがあまり変わらない部分は簡易版の方を選択しています
例えばここ
左が簡易版、右が本格版
ここでも解説しています
ちょっと立体感に差がありますが、遠目で見たらあまり変わりません
本格的な方に挑戦させてもいいのですが
「出来なかった」時のダメージが大きいので、ここは勇気ある撤退
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いろいろ歪みがあるとはいえ
全体の引きで見てみると
どーですか?このクオリティ
船名のプレートは、いつものテプラ(シルバー)を使っています
印刷までは私がやりましたが、厚紙に貼るのは本人がやっています
2本のテープを上下にスキマ無く並べて貼るこれまた繊細な作業
縁の方でわずかにズレが見られますね
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さっきからアラ探しばっかりしやがって、大人げない
と、お思いの方もいらっしゃるでしょう
理由がいくつかありまして
ここまで挙げたポイント、すべて本人が納得していない部分です
実際に作ってみると分かるのですが、自分が「失敗したなー」と思う部分は、如実に歪みとして出てきます
しかも作業が進むにつれ歪みが蓄積してくる部分があるんです
隣でキッチリ作ってる私の作品はお手本であると同意に、どうしても比較対象になってしまいます
負けず嫌いの なすなす はもー大変
製作中も不満が爆発して荒ぶっちゃって、なだめるのが大変でしたww
「大丈夫、そこは最終的に見えなくなる部分だから」
「いやいやそのズレに気づく奴はいねぇって」
「そこは難しい! しゃーないしゃーない」
もうひとつ
これだけアラがある、ということは
なすなす本人が自分で作った証左でもあるわけです
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この時点で夏休み終了5日前
意外と早く完成したなーと、ひと安心
ところが!
ここ
前甲板の出来を巡って「ものいい」が付き、騒動が勃発します
そう、旧うみのこでも最大の鬼門だった
キャプスタン(碇の鎖とかロープを巻き上げる機械)
結局は間に合ったのですが、そのあたりのドタバタを次回お話しましょう