というプログラムがあります
公式HPから引用すると
学校教育の一環として、県内小学5年生を対象に母なる湖・琵琶湖を舞台にして、学習船「うみのこ」を使った宿泊体験型の教育を展開し、環境に主体的にかかわる力をはぐくむ。
となっております
一言でいうと、「臨海学校を学習船で行う」という感じですね
一般的には 学習船「うみのこ」 と表記した場合
こちら 2018年6月に就航した新しいタイプの「うみのこ」をのことを指します
しかしながらこの「びわ湖フローティングスクール」
1983年8月に開校して以来、36年もの歴史があります
では2018年の6月まではどうしていたか?というと
学習船「うみのこ」が就航していました
そうなんです、どちらも正式名称が「うみのこ」なのです
なので開校時から働いていた「うみのこ」
「旧うみのこ」「初代うみのこ」と呼ばれるようになっています
このお別れ会のあと、ひっそりと退役し
2019年現在 琵琶湖某所でひっそりと佇んでいます
この記事が退役した直後の「初代うみのこ」
それから新聞記事にはこのような情報が・・・
やはり維持費や係留場所の問題から再利用は難しいという判断になったようです
悲しい (´;ω;`)ウッ…
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こういうこともありまして
ワタクシ可能な限りの情報網を駆使しまして、未だに「初代うみのこ」の所在を追っております
ある日「初代うみのこ」が前回の場所から移動している、という情報を聞きつけまして、現場に向かってみました
普段からよく訪れる場所なんですけどねww
いました「初代うみのこ」
逆光やねー
近づいて1枚
さらに至近距離から1枚
逆サイドから1枚
遠目には在りし日の「うみのこ」と、そう変わらないように見えるのですが
さらに近づくと
外装の色が霞んでいたり、そこここに傷みが目立ちますね
学習用のカッターや高速艇は撤去されているようですが、展開式の救命ボートは残っていますね
古くて他に使えないのか、法的な基準なのか・・・
今のところ直接は関係ないのですが
乾ドック
他の大型船の整備などもありますので、ここの予定が空けば「初代うみのこ」は解体される、とのことです
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かつてはのべ50万人以上もの児童を乗せ、学習活動に貢献
縦横無尽に琵琶湖を闊歩していた「うみのこ」でしたが
「新うみのこ」も順調に稼働している現状
学習船としての用途以外には、正直使い道も無く
見方によっては邪魔者のような扱いをされ
空いてる係留地を転々とし
世間からも忘れ去られていく存在・・・
せめて私だけでも成り行きを最期まで見届け、発信しようと思いますので
このブログをご覧になっている読者の方々、どうぞお付き合い下さい
<シリーズ>うみのこ ペーパークラフト(滋賀県 フローティングスクール)+製作軌跡 - わかくさモノ造り工房