わかくさモノ造り工房

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塩の魔人に出番をあげたい

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「#醤油の魔人と塩の魔人」がバズっているらしい

2020年4月11日にTVオンエアされた「ザ・ドリームマッチ」でのネタ

 

私はリアルタイムでは観ていませんでした

ウチの三女なすなすが、しきりに

「♪わたしは醤油の魔人だ~」

と歌うので 何のこっちゃ?と思っていたのですが

 

Paravi(パラビ)なる動画配信サービスで視聴してみました

www.paravi.jp

さすがお笑い界の第一線で活躍してらっしゃる猛者達のネタ

どれも面白かったのですが

 

もう一回観たくなるネタが先ほどの「♪わたしは醤油の魔人だ~」

いわゆる「歌ネタ」で勝負をかけた

岩井(ハライチ)渡辺直美の即席コンビのネタ

「塩の魔人と醤油の魔人」

これが凄かった

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以下ネタバレ注意

↓↓↓↓↓↓

ネタのストーリー構成はいたって簡単なものでした

あるレストランで

岩井勇気さん扮する「塩の魔人」と

渡辺直美さん扮する「醤油の魔人」が

次々と運ばれてくる料理に対し、より適切な方が最後の仕上げをする

というルールになっているようです

 

最初の料理が「刺身」→醤油の魔人の出番

2番目が「目玉焼き」

ここでトラブルが起きます

「醤油」「塩」どちらでも行けそうな料理なので2人の魔人がお互いに譲り合って、結局は醤油の出番となります

視聴者にはあとで「ここで塩やっときゃよかったのに」とツッコミさせる構成

というのも、このあとひたすら醤油にフィットする料理のみが運ばれてきて、毎回醤油の魔人の独壇場

最後まで塩の魔人の出番がないまま終幕となります

↑↑↑↑↑↑

ネタバレここまで

 

テキストで書くと、なんら面白みの無い内容になっちゃいますねww

このネタ何が凄いかというと、その強烈なキャラクター

元々渡辺直美さんは強烈なキャラクターが売りの1つだから分かりやすいのですが

普段、相方の澤部さんのほうが目立っちゃって、これまであまり前面に出てこなかったハライチ岩井さん

「へぇ、こんなキャラもやるんだ」という驚きもあって、今回話題になっているようです。

あとはネタの間、なんども同じメロディーで歌われる歌

2人とも音階を外しまくって、とてもじゃないけど上手とは言えないのですが、何回も聴いていると頭から離れなくなってしまいます

 

リフレイン系の頭の中でエンドレス再生する傾向がある方はお気をつけ下さい

中毒性が極めて高いww

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さて

番組のあと家族で大激論になります

「出てきた大体の料理、塩でも醤油でもいけるわな」

「いや、卵かけご飯は塩ではヤバい」

「あー確かに」

「塩じゃないとダメな料理ってあるかな・・・」

 

って出てきたのが今回のイラスト

塩の魔人に出番をあげたい

「塩の魔人に出番をあげたい」

フライドポテト!

なるほど、これは塩の魔人の出番だわ

 

しかしながら、なんというイラスト化しやすいキャラクターを作ったんだ!!

醤油の魔人はそれなりに描き込んだけど

塩の魔人に至っては、マジで〇▽□の組み合わせで出来てしまいそうなキャラ

思わず勢いで雑イラスト描いてみました(PowerPoint® 製作時間30分程度)

 

お笑いのネタにマジレスするのも野暮な話だとは思いますが

大体どんな料理でも、特に日本人にとっては醤油でも塩でも

あるいは調味料無しで行ける場合もあり

どちらの魔人も食卓に常にスタンバってますよね

 

そもそも醤油の製造過程で大量の塩を使用する、という現実

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あとは塩の魔人復権のため・・・

塩がいかに有用か、というエピソードで思い出した話があります

徳川家康の側室 「英勝院」(別名 お梶の方 お勝の方)

このテの他の逸話と同様、後世の脚色が入りまくっているようですので、大筋のみを紹介しましょう

 

ある日、部下の武将たちを集めて宴会を開いていた家康

酒の席での話題にと

家康「この世で最も美味いものはなんであろう?」

と水を向けたところ、あれやこれやと美味い食材が出てきてまとまりません

そこで、家康が後ろの方に控えていたお梶の方にも問うてみると

お梶「それは塩でございまする」

お梶「どのような高級食材でも、調味料の塩がなければ美味しくなりません」

ほほう、と一同納得

家康「では一番不味いものはなんであろう?」

お梶「それは塩でございまする」

家康「はて?先ほど美味いものが塩であったはずだが」

お梶「塩加減を間違え多く入れてしまうと、どのような美味しい料理でも不味くなってしまいます」

一同はさらに驚いて

「お梶の機転は大したものだ、もし男であればひとかどの武将になっておったぞ」

と噂しあった、という

 

実際に英勝院は節約家で切り盛りが上手だったと伝えられています

家康からの信頼も絶大で、相当重用されていたようです

 

さらなる脚色が入った英勝院の塩エピソードはこちら

「美味い物は塩」と答えて諸将に大笑いされたので後日意趣返しをした、というお話

 

ごめんなさい「Google Arts & Culture」の記事は次回で

 

 

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