現在、市販の書籍の付録
これを製作中です
「水に浮く! 1/350ペーパークラフト 最新護衛艦いずも」
何度も言うようですが、今のところ水に浮かせる予定はありません、悪しからず
今回は、船体艤装のうちマストとレドームの設置を行います
(レドームとは何か?は後述)
まずマスト上部
同じパーツを4つ切り出して準備します
それぞれ正中で谷折りにしてL字型に
これらを貼り合わせて形成します
仮に「L字貼り合わせ方式」と名付けておきましょう
マスト下部は四角錘と板状のパーツを組み合わせます
こんな感じ
では船体に取り付けます
(*´Д`)おほー! カコイイ
マストに関してはゴチャゴチャ感が再現出来ていて、このL字貼り合わせ方式は適していると思います
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一方、同じ組み立て方式をレドームにも採用しているのですが・・・
レドームとはレーダーとドームを合わせた混成語で
船舶、航空機、気象観測など様々な場所で使われている機器です
特に現代の軍艦は電子機器の塊のようなものですので、あらゆる情報を収集するため各種レドームがあらゆるところに設置されています
以前作った護衛艦こんごうもレドームをはじめとしたレーダーだらけ
その名の通り、ドーム形状のものが多いのですが・・・
先ほど紹介したL字貼り合わせ方式のレドームでは、どうしても立体感が出ません
個人的に納得がいかないので、球体のレドームを自作しました
後で比較画像を示しますが、まずは作り方
球体やそれに類似した形状は過去にも作った経験があり
一番ポピュラーなのは「みかんの皮」形式の展開図です
具体的にどういうものか、というと
まず基本形状がコレ
これをコピペして60°ずつ回転、を繰り返して
六角形や三角形や台形などをペタペタと貼り付けて・・・
ほい展開図完成、みかんの皮っぽい
これらを段階的に縮小印刷して・・・
組み立てまして・・・
はいレドーム
台座は船体色と黒色のパーツを適当に再印刷して、これまた適当に短冊状→筒状に形成
では元々キットに付属し、レドームになるはずだったパーツと比較してみましょう
まず正面からパチリ(左が自作、右が従来のL字貼り合わせ方式)
うん、まあシルエット的には特に問題なし
では左斜めからパチリ
右側のレドームは、ちょっと痩せちゃいました
風船がしぼんだかのよう
でもまだそこまで違和感は無い
では上からパチリ
お分かり頂けただろうか
この立体感の無さよ・・・
実際、船体に仮留めで載せてみましょう
完成後、上からの撮影に気を遣う事態になってしまいます
(´-‘).。oO(しかも意外と手間かかるのよ、特段簡単でもないL字貼り合わせ・・・)
L字貼り合わせ方式は、レドームには適していません
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問題はまだあります
上の画像で示したのは一番大きなレドームの例
ここからどんどん小さくなっていって、合計12個のレドームを作る修行の旅が始まります
最後の方はちと苦戦した(老眼的に)
これらを設置
貼って
取り付け
貼って
貼って
ドヤぁ!!
どの角度から撮っても、球体に近い形状が維持されています
こうやって、所々に白い丸がチラチラ見えると護衛艦っぽさがグッとUPしますね
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次回は
救命ボート
近接防御系
です
近接防御系?と思った人
見たらなんとなく分かるのでご心配なく
(´-‘).。oO(これまた小っちぇ~のよ、部品が)
ミクロの世界はさらなる深淵を持って我々を待ち受けているのだ!!
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