記事のほとんどは、いつものようにくだらない茶番劇で占められています
結論のみ必要な方は目次の「まとめ」をクリックして飛んでください
- ことの発端は
- 手元のソフトウェアで書き出し
- 諦めた
- いや諦めきれない
- 改めて体験版を発見
- いけるか!? .rokで移植
- モデリングソフトの違い(個人的見解です)
- 他のファイル形式
- その時歴史が動いた
- まとめ
- 問題は・・・
ことの発端は
買い替えた新PCへのデータ移行がまだまだ終わらず、悪戦苦闘が続いております
その移行作業の中
3Dモデリングソフト「Metasequoia4」(以下メタセコ)の操作にもだいぶ習熟してきたのですが、同じくモデリングソフトの「六角大王」で今まで作ってきた作品をみすみす手放すのが惜しくなってきました
「メタセコ」側で「六角大王SuperLE」の保存形式.6KTファイルが読み込めれば一番理想的なのですが・・・
世の中そう上手くはイカンようですww
いろいろとサイトを漁ってみたところ
六角大王のシリーズの中でも「フリーソフト版六角大王」なるソフトウェアでの.rokファイル形式はメタセコでも読み取れる
という情報を得ました
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手元のソフトウェアで書き出し
とりあえず
手元の「六角大王SuperLE」で.rokファイル形式とやらの書き出しを試みましたが
それらしい項目は見当たらず
そもそもSuperLEのLEって「Limited Edition」なわけで、六角大王→ペパクラデザイナーに特化した機能しか積んでいないわけですよね
ハァ・・・
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諦めた
以前にもお話したように、「六角大王」シリーズはどのサイトを覗いてみても入手方法が既に無い
というのが現状です
唯一入手可能と思われていたペパクラデザイナー3パッケージ版付属の「六角大王SuperLE」でもメタセコへの移植が出来ないことが今回判明し八方塞がりとなってしまいました
せっかく今まで作ってきた数々の歴代3Dモデル
諦めるしかありません
それではまた次回、さようならみなさん
いや諦めきれない
いや・・・
でもなぁ・・・
諦めきれないなぁ・・・
なんとかならんもんかなぁ・・・
と思いながらもう一度、他の方法が無いものか関連サイトをゾンビのように徘徊してみることにました
改めて体験版を発見
で、前にも訪れた
イラスト マンガ制作ソフト「CLIP STUDIO」経由での「六角大王」入手サイト
新世代3Dソフト 六角大王Super6 for CLIP ダウンロード版(Win)| ストア | CLIP STUDIO
ここでは「販売を終了いたしました。」とあるのですが
よくよく見ると
https://www.clip-studio.com/clip_site/tool/items/rd_d_plan
むむ、この体験版のリンクはまだ生きてるじゃん
https://www.clip-studio.com/clip_site/download/rokkaku/rdtrial/index
これも行けそう
ダメ元でポチっ!
あれ?ダウンロード出来ちゃったよ、体験版
んで、恐る恐る.zipを解凍してインストール
おお!こ、これは・・・
んで、話は・・・
六角大王Super6 for CLIP | 体験版ダウンロード・試用登録 | CLIP STUDIOより
トントン拍子で進みまして
六角大王Super6 for CLIP | 体験版ダウンロード・試用登録 | CLIP STUDIOより
なりふり構わず会員登録
( ´-`).。oO( いやホントはCLIP STUDIOも欲しいの・・・)
そして・・・
起動したぁぁぁぁぁぁっっ!!!!
「書き出し」項目にいろいろあるぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!
まずはネットの情報に従って、「フリーソフト六角大王」のところで書き出してみましょう
ほほう・・・これが噂の.rokファイルか
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いけるか!? .rokで移植
さらにこれを「Metasequoia4」で開いてみます
ぃいイヤッホ・・・・・ん?
まてまてまてまて
なんじゃ?このメタリックなスぺちゃんはよ
まるでコレとか
コレみたいな
いやいや、そんなメタリック仕様のスぺちゃんなぞ作った覚えは無いわぁ!!!
やっぱり世の中そう上手くはイカンようです
モデリングソフトの違い(個人的見解です)
どうも「六角大王」と「メタセコ」では3Dモデルの構築方法が根本的に異なっていて
六角大王:点を線でつないで骨組みを作って、そこに必要な面を貼っていく
メタセコイア:初めから面のみで構築していく
例えるなら、住宅建築における木造枠組壁構法いわゆる「ツーバイフォー工法」に近いのかな?
注)個人的見解です
なので六角大王的構築方法のままモデルを持ち込むと点と線と面の関係性が上手く嚙み合わず、虫食い的になったり、裏表が滅茶苦茶になってしまうんだと推測
一言でいうと相性が悪い?と思ったりもしています
いちおう移植はできたものの・・・
なんせこれでは今後の使い勝手が悪い
もう一押し
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他のファイル形式
まだまだ選択肢は残されています
ほかにも書き出し方法が多々ありますので、片っ端から試してみることにしましょう
果てに行き着いたのがこれ
「WavefrontObj...(w)」とやら
これで書き出すと、.objファイルとして保存されるのですが
その他.mtlファイルとテクスチャで使った画像がわんさか書き出されてきました
どうやら
.objファイルが3D造形(objectか?)の情報で
.mtlファイルがテクスチャ(materialか?)の情報らしい
これと画像データを組み合わせて「Metasequoia」内で再構築するようです
どうやらこれらは同一フォルダ内に置いておかないとうまく機能しないようですので、書き出す際に専用フォルダをあらかじめ用意しておくほうが良いでしょう
で、.objファイルを「Metasequoia4」で開くというスンポーですな
その時歴史が動いた
そして皆さん、いよいよ今日のその時がやってまいります……(松平定知アナ調)
どやぁぁぁぁぁ!!
ついに「六角大王」→「メタセコ」のモデル移植が成功しました!! ドンドンパフパフ
もっとも
ほとんどのモデルがペパクラ目的の展開を終えておりまして
3Dデータとして直接使用する機会はほとんどありません
しかしながら、部分的使用や・・・
ここで紹介したモデリング方法「3.過去作品からの流用・改変」での利用価値はまだまだあります
今回移植が上手くいって、ひと安心です
そしてなにより
愛着のあるモデルちゃん達と、お別れしなくて済むよ。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァン
ああ、よかった・・・ホントよかった・・・
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まとめ
六角大王で作った3DモデルをMetasequoiaに移植する方法
・当該ファイルを六角大王で開く
・ウィンドウ左上の[ファイル]→[書き出し]→[WavefrontObj...]クリックして保存用ウィンドウを開く
([書き出し]に該当項目が無ければコチラで六角大王Super6 for CLIP体験版をダウンロード&インストール)
・分かりやすい場所に専用の空フォルダを用意しその中に保存する
・保存された.obj拡張子のファイルをMetasequoiaで開く
・テクスチャが反映されていない場合はMetasequoia材質パネル内の[mat 1][mat 2]...[mat n]にそれぞれ対応する番号の画像ファイルを当てはめる
今回の記事の必要な部分はこれだけですww
問題は・・・
残された問題は、ですね
過去のすべての.6KTファイルを手動で.objファイルに変換していかなくてはいけないこと
まぁこれはメンドクサイけど手間さえかければなんとかなります
あとは
体験版が30日しか使えないこと
試用期限が切れた後、購入するにしても販売が終了していてどうなるか分からないこと
そもそもサイトに提示されている体験版のリンクをいつまで設置してくれているか分からないこと
(ユーザーサポートが切れる段階で消滅してしまう可能性があり、しかもそれがいつなのか分からない)
つ ・ ま ・ り
六角大王ユーザーは早め早めの避難をオススメします
では改めて