はじめに
リメイクが完了した470級ヨットペパクラの作り方シリーズ開始です
まだ完成とは言いがたいですが、ひとまず置いておきます(2022.09.26)
本展開図の転載、複製、二次配布および商用利用は禁止です
個人利用においてのみ改変、改造は可能です
製作過程・完成作品の写真をSNSなどに掲載することは問題ありません
出典明記をお願いします
Copyright(C)2022 わかくさモノ造り工房
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さて、本題の下準備ですが、うみのこを作ろう(初代・2代目)の記事でも説明していますので、焼き直しの形となります
クラフト用紙
ズバリ!これがオススメ
厚さ160μmで厚すぎもせず薄すぎもせず
印刷物時のインク発色、両面使用可、折り、曲げ、ボンドの乗り
いずれも申し分無い性能です
いろいろ試してみたのですが、このクラフト用紙が一番使用頻度が高い
今回は、A4サイズの用紙で印刷した場合、一般的なプラモデルなどでも採用されている1/24スケールになるよう大きさを調整しています
470(cm)÷24≒20(cm)
実際には全長470cm+αなのでほんのちょっと大きい
また印刷環境などにより若干の誤差が出ますがご了承ください
このほか、セイルには一般的なコピー用紙(再生紙でも可)
あと厚紙(ボール紙)も使用します
ティッシュの空き箱やちょっと高級そうなお菓子の箱など要らなくなったやつでOKです
<例示:解体されたお菓子の箱>
なるべく片面が白色の厚紙を用意しておいてください
ミシン糸
フォアステイ、サイドステイ(マストを固定するワイヤー)はミシン糸で表現します
なるべく強度のありそうな、シルバーまたはグレーの糸を用意してください
奥方や母君の裁縫箱をひっくり返して探してきてもいいですが、怒られないよう注意
使用する道具
ペーパークラフトを作るにあたって、特別な器具は必要ありません
自宅にある一般的な工作用具で大体間に合います
足りないようであれば文具店や100円ショップへGO!
私が愛用している器具達 これでだいたい全部です
左から…
ハサミ:特に説明は不要でしょう パーツの切り出しに使います
木工用ボンド:紙を扱うので工作用の糊でもいいのですが、私はコレを愛用しています。特に速乾じゃなくても大丈夫。正直使用感は変わりませんww
文房具としての液体のりやスティックのりは推奨しません、イマイチ強度が足りない印象
カッター:使用時にはケガをしないよう十分注意してください。パーツの切り出し、特に直線部分を切るときにはカッターの方が使いやすいでしょう。パーツ内をくり抜く場合もハサミより有利。
カッターマット:作業机を傷つけないために必要。また一般的なカッターマットは方眼と目盛が付いているため、ちょっとした長さを測ったり、直角を確認したり地味に役に立ちます。あとブロガーにとっては撮影時の背景にも使用ww
ピンセット:あるDIY量販店で見つけたものです。金属製ではなく樹脂製で非常に扱いやすい。小さいパーツを扱うときは便利。もちろん金属製でもOKです。
定規:長さを測るのが元々の目的ですが、ペーパークラフト製作では他の用途のほうが多いです。まずカッターで直線部分を切るときの相方、定規がなければまず不可能です。次に折り線のガイドに使います。後述しますが、“インクを使い切ったボールペン” これで折り線をなぞるとものすごく紙が折りやすくなります。ほとんどの場合折り線は直線なので定規が不可欠です。あとは紙に曲面を付けるときに役立ちます。紙の上に定規を当てて、紙をしごくように引っ張っていくとあら不思議、きれいな曲面が出来上がります。
千枚通し:これもケガをしないよう注意してください。元々は穴をあける道具ですが、細かい作業をするときに重宝します。あとは紙を小さく丸めるときに曲げ癖を付けるのに使います。
千枚通しははボンドを微量採取してのりしろに塗る作業にも多用します
ボンドの使い方と合わせて解説しています ご一読ください
爪楊枝や竹串などでも代用できますが、金属製の千枚通しの方が固まったボンドを取り除きやすく、何度でも使えます
インクを使い切ったボールペン:これがペパクラを上手に作るために最も重要な器具と言ってもいいでしょう。紙を折り線の通りに折るのって意外と難しいんです。特に長い直線部分を折ろうとするとほぼ間違いなく歪みます。このボールペンで折り線部分をなぞると、ものすごく折りやすくなります。ちょっとした歪みが後で致命的になるのがペーパークラフトの怖いところ。必ずコレは準備しておきましょう。
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あれば便利なもの
商品名は「モールディングセット」になっています
小さなスキマから突っ込んで、裏側からのりしろを押さえることができます
とくに先端が丸いやつが紙を傷つけないのでとても優秀
テープのり:基本的に木工用ボンドでなんでもできるのですが
あまり折りや曲げ工程が少なく、広範囲に糊付けする必要があるパーツに向いています
なんせ乾くまでの待ち時間が要らない
逆に言うと折りや曲げが多いとしっかり貼ったつもりでもその後の作業中に剝がれていることが多々あります
使用場所は限局されます
その他
さて、これから展開図をパーツ毎に切り取っていくことになります
なるべく作る順番通りになるよう配置しているつもりですが、一部のパーツはあとで使うようになるため 失くさないようにクリアファイルなどに大切に保存しておいて下さい
現在、作り方記事を書くために 470級のヨットを丸ごと1艇作っています
作りながら写真撮って、記事書いて、展開図を編集しなおして・・・
な作業を延々繰り返している状態
若干急いではいますが更新は不定期です
気長にお楽しみ下さい
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まとめ記事はコチラ