470級ヨットペパクラに更なる改造を加えてみました
ヨンナナ乗りには「スゲー!!」な内容ですが
一般の方には「ポカーン」かもしれません
雰囲気だけでもお楽しみください
ベーシックタイプの470級ペパクラはコチラ
前回の改造では
スピンポールを弄ってはみたものの、単に糸を貼り付けて吊り下げていただけ
今回もポールの両端を切り落として別パーツに挿げ替えるのは同じ
さらに今回はポールの中央部にアイを取り付けます
一方船体側は
トッピングリフトと呼ばれる装置のコントロールロープとフック(茄子鐶ナスカンを使うこともある)を取り付け
コントロールロープはマストの内部を通って、マストの下端から出てきます
セーリング中であっても船内から操作できるというわけですね
フックより下部はショックコードで下方向にテンションをかけておきます
ショックコードってのは、太目のゴム紐と考えて頂ければよろしいかと
強風時にポールが跳ね上がらないよう抑えておく役目ですね
これも実艇と同じシステム
輪ゴム感がモロに出ているのでここはもうちょっと材料の吟味が必要かな・・・
これでポールに取り付けたアイにフックをひっかけることができるようになります
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そもそもこのスピンポールは何をしているかというと
スピンセイルをコントロールするためにあります
ベーシックタイプではスピントップをマストに貼り付けるだけの仕様でしたが
マストにちょっと穴を開けて、ホチキスの芯で作ったSカン(S鐶)を引っかけます
一方セイル側は糸でループを作って固定
これをマストにひっかけて
シャキーン!!
これでスピンセイルの着脱が可能になりました(実艇の仕様とは異なります)
ポールの一端をマストに
もう一方はスピンセイルのタックに
ここもホチキス芯で加工
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全体像はこうなります
ではスピンポールの上げ下げで何が起こるのかお見せしましょう
お分かり頂けるだろうか
ポールをちょいと動かすだけで、こんなにセイルの形状が変わってしまうのです
効率よく風を受けるためにはベストな位置を模索する必要があるのですよ
問題はこのモデルを何に活用するか・・・という
まぁ、自己満足と
場合によっては教育用に使えるかなぁ