とは言ってもオモチャみたいなものです
当家の三女なすなす が某所の景品として頂いてきたシロモノ
タダで貰ってきたので、性能もお察しです
屈折式の鏡筒で
経緯台式の架台ですな
( ´-`).。oO(いちお調べた)
世の中には、コンピューター搭載の自動追尾や自動導入などの機能が付いている豪勢な架台もあるようですが・・・
この架台はあまりにもガタつきが酷かったので、普段カメラで使用している三脚を流用しました
ちなみに
今回のサムネ画像に採用した月は、実に3回目の挑戦で撮影できたものです
私も実は天体望遠鏡の初心者でして
子供らと共に取扱説明書を読みながら組み立てを進めました
差し当って、簡単に各部位の名称を紹介
まず1回目の挑戦
次女KOHAKUと三女なすなすと3人で意気揚々と出発
ファインダーと鏡筒本体の光軸の方向を合わせておく必要があることを知らず
いきなり夜の観測に出かけてしまったのです
ファインダーで月を見つけたまでは良かったのですが、その後の作業では全く何も見えず
小一時間ほど鏡筒本体の接眼レンズから見える暗闇と格闘しましたが断念
スゴスゴと帰宅
日中の明るいうちに事前操作を済ませておくのは
この漫画で知りました
それぞれ不眠症に悩む二人の高校生が、偶然天文台で出会ってホニャララなお話
いまイチオシ漫画の一つ
いずれ掘り下げてみたいと思いますが・・・今は割愛
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2回目は
次女なすなすと二人で
明るいうちに視野を合わせる作業に取り掛かりました
まずファインダーで遠くの分かりやすい物体(鉄塔などがオススメ)に合わせます
鉄塔画像https://www.photock.jp/detail/light/551/より
その後、鏡筒本体の接眼レンズから覗き込むと・・・
やはり何も見えません
ここから上下ハンドル、水平ハンドルを操作しながら、目的の鉄塔、またはその周辺の分かりやすい構造物を探します
目視 → ファインダー → 接眼レンズ → 目視
をひたすら繰り返し、周辺構造物の位置から目的の鉄塔の場所を類推し、鏡筒本体の接眼レンズの視野内に収まるように調整します
今度は逆に鏡筒本体の接眼レンズで見えた像がファインダーの十字線の真ん中に来るようファインダー側の接眼レンズを微調整します
ファインダーの接眼レンズは三方向からのネジで支えられており、これらを締める緩めるを繰り返しながら微調整をおこないます
このような地道な作業を繰り返して、やっとファインダーの調整が完了するわけです
↓こんな感じに見えたら理想的
よし、今夜は満月
観測可能なハズだ!!
と夜を待ちましたが
曇りで月は見えずorz 断念
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そして3回目
次女KOHAKUと三女なすなすと3人でリベンジ
満月を待っていたら、またチャンスを逃すかも知れないので
月が見えていて回りに雲が無いと判断したら即座に観測に繰り出しました
近くの人気の少ない駐車場で、車のヘッドライトを頼りに作業開始
ホントは架台(三脚)に水平、左右の微動ハンドルなるものが付いていればもっとやりやすかったのだと思いますが
もともとのキットにも、代用のカメラ用三脚にもそれらは付いていませんでした
( ´-`).。oO( 逆にいうと、それらが付いているマウント式の架台を買えば・・・)
結構なお値段がしますのぉ、オイ
今回はスルー
そんなこんなで悪戦苦闘の末
月面のクレーター撮影に成功しました
次は満月で晴れた日を狙おう
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さて・・・
帰ろうか
と思い、車のエンジンをかけようとすると
普段であれば
「きしゅるるるるる → ぶるるぃ!!」
となるところが
「きしゅ・・・ → シーン」
な、なに?!
バッテリーか!!
そうなんです、途中からエンジンを切ってヘッドライトを使用していたためバッテリーがあがってしまったのです
いや、それほど長い時間灯けてたわけじゃないのになぁ
ほとんど暗闇での観測だったし・・・
とはいえ動かないものは仕方がない
自宅から車で3分程度の駐車場ですので、家内に連絡し助けを求めました
( ´-`).。oO( JAF呼ぶという選択肢もあったけど、スゲェ時間がかかるのよね・・・)
それにしても何十年ぶりだろうか
エンジンルームを開けるなんて
ブースターケーブルを順番に繋いで・・・と
↓イメージ
クルマのバッテリー上がりと応急処置 | JAF クルマ何でも質問箱より
エンジン再スタート!!ぶるるぃ!!
ある程度バッテリーに蓄電しておかないといけないので、30分ほどアイドリングしたあと無事帰路につきましたとさ
そして翌日
「きしゅ・・・ → シーン」
ヲイ・・・
結局のところ、天体望遠鏡での月面観測による代償は
車の故障
さらに言うと
バッテリーが老朽化していたことが判明
というオチになりました
その後すぐに、馴染みの販売ディーラーに連絡して助けてもらったのは言うまでもない