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今年(平成27年)の夏休み作品 “うみのこ” の模型・ジオラマを語る前に、大事なことを伝えておかなければなりません
実は過去にも次女の超大作があるんです
ウチの子達はみんな “お絵かき” や “工作” が上手なんですが、特に次女のモノ造り才能が飛び抜けています(ヤル気も込み)
今をさかのぼること2年前(平成25年)、次女が小学3年生だった時の夏休みの工作です
そうです60億Kmの長旅から地球に帰還し、平成22年6月13日22時51分オーストラリア上空で燃え尽き、星になった
惑星探査機 はやぶさ
日本中に感動をもたらしましたよね、私も感動した一人でした
正直に申し上げましょう この作品は
90% 私の趣味です
機体とソーラーパネルの基本構造は私が作りました
ですが、
・機体周囲の機器類(箱状の物を貼り付ける)
・壁面およびサンプルカプセル表面の金紙貼り
・ソーラーパネルの着色
・イオンエンジン基部の蛇腹構造
・高利得アンテナ
は次女本人が作りました
この時もイオンエンジン基部とアンテナは私が展開図を描きました
今思うと、当時からこの親子コンビネーションが成立していたんですね
2年経って担当する比重が大幅に変化したわけです
(うみのこでは90%次女が担当:当社比)
もともとの構造は大きめの段ボールに細長い木材をボンドで貼り付けただけ
この2本の木材の両端に、別の木材を直角になるように取り付け段ボール製のソーラーパネルもどきを貼り付けます
ソーラーパネルは、ほぼ正方形の段ボール(計6枚)に銀色の折り紙を貼り付け、これに青マジックでひたすら着色していきます さらに黒マジックでマス目を描き入れる
四辺は黒のビニールテープで縁取り
ちなみにソーラーパネルはマジックテープを利用して簡単に着脱できるような仕様になっております(搬送、収納のことも考えてますよちゃんと)
前面の金色の球体はサンプルカプセルです
紙製のボウルに、小さく三角形に切った金色の折り紙を、大量にひたすら糊づけしていく作業です
いわゆる “風船はりこ” の要領ですな
段ボールにこの部品とほぼ同じ大きさの穴をあけ、裏から突き出して固定
それっぽく見えるでしょ?
イオンエンジンのノズルはプラスチック製の使い捨てコップです
基部に差し込んで裏からセロハンテープで固定します
このままではエンジンノズルを覗き込んだ際、段ボールの生地が見えてしまい味気ないので「宇宙のロマン」的なモチーフを貼り付けています
上の写真はその一部 宇宙から見た地球
遊び心満載だYO!!(自画自賛)
うーん、文章では上手く説明できないので図説
え?? 余計分からない?
もういいです(T^T) スルーしてください 我々親子の自己満足ですこの部分は
さて、このはやぶさ
単にドでかくて金キラしているだけではありません
かぶりモノなんですwwwwwwwwwwwwwwwwwww
頭に載せる高利得アンテナはこんな感じで展開図を拡大コピーしてボール紙(厚紙)に貼り付け
それをもとに組み立てました
何箇所か手間のかかる部品はありましたが、ぶっちゃけ構造はものすごく簡単です
大量の折り紙(金色、銀色)を使用して金ピカにしているためスゴそうに見えるだけですw
ただ、折り紙をひたすら貼り付け、マジックでひたすら色塗り、など非常に根気の要る作業が多かったのですが、次女はほとんど一人でやり遂げました
このころから “うみのこ” 完成につながる技術力、発想、粘り強さなどの萌芽が垣間見えていたようです
本当はこれの完成からさかのぼること1年前(次女が小学2年生)から作り始めていたのですが夏休み中には全く目処が立たずお蔵入りになっていました
なので2年越しで完成させた超大作なんですよね
一時、ウチの子達が通う小学校ではちょっとした話題になっていたようですが、今では忘れ去られ仕事場の倉庫でホコリを被ったまま眠っています(合掌)
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