今回の記事は
ともすればgoogle先生のセーフサーチに引っかかるのではないかとビクビクしておりますが
これら立体構造物あくまでただの「紙」でございます
いわば「マネキン」と同じような扱いをしていただければ幸いです
これまでの記事はこちら
今回は下半身をつくっていきます
まずは腰のあたりのパーツ
上面の蓋のようなものは、当ブログでいうところの基準面にあたります
このパーツを起点に進めていきましょう
順次パーツを継ぎ足していきますが
基準面はまだ閉じません
さらに作業を進める上で、操作用のスペースを確保しておかないといけないからです
さて、このモデル
序盤から、無駄な作業 精細なパーツによる微細作業を強いてきて
ちょっと やりすぎダロ 感があったのですが
ここでも途中で ?? な部位が・・・
分かりますかね?
タイツは一体型にすりゃいいものを、わざわざ細い帯状の白パーツを大腿との間に組み込んでいます
これは要らんよな~ (*´д`)=з
ブーツの時みたいに皺を再現するわけでもなさそうだし
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と半ば呆れていたのですが
作業を進めているうちに・・・
いや・・・
違うわ・・・
このまま進めると、基準面の作業スペースから操作が出来なくなる
上でも述べたように、基準面は閉じず
自分でも慎重に作業を進めていたつもりだったのですが
順番を間違えていたことに気付いたのです
つまり正しくはこう(このブロックだけ始めから作り直した)
お分かり頂けるだろうか?
こうすることによって両脚が作りやすくなり
なおかつ接続部の断面は単純な円形のためパーツを挿し込むだけで固定出来ます
仮に少々操作が粗くなって継ぎ目が目立ってしまっても、「タイツの縫い目」という扱いにしてしまえば被害は最小限に抑えられます
なるほど!!やりよる
また
閉じずに残しておいた基準面のスペースから、大腿の接続部位まで器具が届きます
器具の先が球になっているので、裏側からのりしろを押さえることができるのです
こうしてぷりちーなお尻とおみあし
が綺麗に出来上がったのでありました
ホラ、接続部はタイツの縫い目っぽい
ひとりで勝手に呆れてしまってすみませんでした製作者様(土下座)
アンタが正しいYO!
もちろん
今回は組み立て方の説明書などは無しで作っているので
製作者の意図がこれで正しいかどうかは確認する術がないのですが
ほぼ間違いなく、この順序で作るために帯状パーツを設定していたのだと確信を持っています
( ´-`).。oO( だからなんだという・・・)
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最後に
作業とは直接関係ないのですが
完成後にはほとんど見えない場所(特にお尻)であるにもかかわらず
フィギュア系モデラーの
腰回りの造形に対するこの執着、というかこだわり、というか・・・
ホントすごいね
うん、たいへん変態でした(誉め言葉)
まぁ、同じモデラーとして分かりみが深くてマリアナ海溝の底まで行っちゃいそうですけどね
むしろ私のこだわり具合なんて
甘っちょろすぎて、逆に赤面してしまいそうなくらいですわ