まだ自前の作品ではありません
前回紹介した97式艦上攻撃機
前回の記事のあと、古いフォルダを漁っていたら、いろいろ出てきたので追加で紹介
ここで紹介されている赤城ペーパークラフトの艦載機です
サイトではA4サイズのクラフト用紙に印刷することを推奨されていますが
置き場に困っている私はA5サイズで印刷しました
前回紹介したのと同じ隊長機 目立つように尾翼辺りのカラーリングが特徴的ですね
これは水平爆撃専用
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次に雷撃用の機体
なんせちっちゃいんで、ピンボケしててすみません
上と全く同じ機体ですが、兵装がちがいます
魚雷を抱え込んでいるのがお判りでしょうか?
この97艦上攻撃機は「水平爆撃」と「雷撃」が可能なんです
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これもね、製作者のすっごいこだわりがあって
爆弾、または魚雷を装填する場所
中心線では無いんです
ここでダウンロードできる展開図を一部引用
この赤い矢印の部分 ここに魚雷を接着しろ! とな?
え?これ印刷ミスじゃないの??
って思って調べてみたら
この位置が正しい
何故か?ということになります・・・
以前空母の艦橋の位置について講釈を垂れたことがありますが
当時のプロペラ機のエンジンは、進行方向に向かって時計回りに回転するのが一般的でした となると、作用反作用の法則で機体は進行方向に向かって左へ、左へ回転しようとする力が働きます 当然機体の設計の段階で、開発者が頭を悩ませた問題であって、それなりの対策は取られていたようですが、操縦するパイロットの方々は、やはり 左に傾くような 「気がする 」ことが多かったようです
空母飛龍を作ってみた11 ~空母の艦橋について その2~ - わかくさモノ造り工房
この文章の「それなりの対策」の一つがこの
「魚雷装填場所をずらす」という方法
でもね・・・
魚雷付けてる状態って発艦時だけなんですよ
着艦時には敵艦に魚雷発射してるか、投棄しているので
やっぱり
左へ、左へ回転しようとする力が働くよね
うーむ・・・謎は深まるばかり
それはそうと、この「ちっちゃいペパクラ」でありながら
こんな細かいところまで再現されているんですねー
このあと99式艦上爆撃機(2人乗り) → 零式艦上戦闘機(ゼロ戦:1人乗り)
と作っていく訳ですが
はっきり言いましょう
今回の機体はまだ大き目な方
なんせ3人乗りの攻撃機で、800kg魚雷を抱え込める程の大きさがあります
だんだん小さくなっていく機体を紹介していきます
次回、水平爆撃、急降下爆撃、雷撃についても語ってみようかしらん