ガンダムペパクラの続きです
juneさん製作・提供のRX78-2 ガンダムver.kaのペーパークラフトを組み立て中です
これまでの記事はこちら
肩の装甲が出来上がりましたので、腕全体の製作に移ります
ここに来て急にプラモデル感のある、こまごまとしたパーツが増えてきました
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今回の作品、全般的な特徴なのですが
閉鎖パーツが少ない
または解放パーツの組み合わせで構成されています
どういうことか、というと
3分でモデリングした例示パーツで解説しましょう
閉鎖パーツというのは
こういった、スキマが無く立体が完全に面で覆われている(閉鎖されている)パーツです
一方解放パーツとは
このように、何処かの面が空いている状態の物を指します
もちろん当ブログの独自表現です、ご了承下さい
強度的には閉鎖パーツの方が強いのですが・・・
最後の面を閉じる時にどうしてものりしろを裏から押さえるカウンターが当てにくく、形状が複雑になるほど操作が難しくなります
一方解放パーツは空いている面から指なりピンセットなどを押し込めるので
裏からきっちり力を掛け、貼り合わせることができます 逆に強度的に若干不安があり、また歪みの原因にもなります
本作品の場合、内部構造(骨組み)には解放パーツを多用しており
また装甲に当たるパーツを相互補完的に被せることによって、作りやすさと強度を両立しているんですね
こんな感じ
( ´-`).。oO( これは参考になる)
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さて、これらを踏まえたうえで
種々のパーツを組み合わせていきましょう
体幹、下半身のパーツは基本的に動きはなく、ガッチガチに固める傾向にありました
それはそれで安定感があります
一方、今回の肘関節
肩関節
そして前回の肩装甲の開閉gifと合わせまして・・・
こいつ・・・動くぞ!!
これが言いたかっただけww
本来は腕の作業を続けるべきですが、体幹・下半身と合わせると、どんな具合になるか気になりませんか?
こうなります
建造中のガンダムっぽい
つづきまして、腕に装甲を付けていきます
先ほどの内部構造に解放パーツとしての装甲を被せていく感じで組み上げていきます
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こういった解放パーツの組み合わせ、ですが
ガンダムを始めとする直線部分が多い連邦軍系のデザインだから出来る方式
かな?とも思ったり
例えば応用編として、ジオン軍系のデザインの場合
内部構造は直線的に、また装甲は曲面を多用する
と言った構成でも成り立つと思われます(脳内モデリング中・・・)
余談ですが
連邦軍系とジオン軍系のザックリとしたデザインの違いを端的に表した事例がいくつかあります
私が把握している範囲で分かりやすい例を2つ
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」より
左側がRX-78GP01 ガンダム試作1号機(ゼフィランサス)
右側がガーベラテトラ
と呼ばれるジオン残党軍(デラーズ・フリート )のモビルスーツ
別名はRX-78GP04 ガンダム試作4号機(ガーベラ)
つまり中身は同じシリーズのガンダムでありながら、装甲が異なるために別モビルスーツに見えますね
「ガンダムUC」より
これらは中身が全く同じです
ガンダムの世界ではストーリーの都合上、連邦軍のモビルスーツが強奪されたり裏ルートでジオン側に回ったりすることが時々起こります
詳しくはアナハイム・エレクトロニクス を読んでくれ
( ´-`).。oO( いわゆる大人の事情だな・・・)
かくして
敵味方の識別のためなのか
はたまた両陣営のモビルスーツ設計思想のポリシーなのかは分かりませんが
同系統のモビルスーツであるにも関わらず、所属陣営によって異なった印象になるんですね
さて次は手、というか拳を作ります
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