うみのこ(2代目)の作り方を記事にしてUPしています
これまでの経緯はコチラで
展開図のダウンロードはこちら
では いよいよ船底 船尾 船首の各部位を作って行きます
船体補強パーツ
まず一番最初の作業です
補強パーツ大が3個 補強パーツ小が2個
全ての補強パーツは図のように一部の面が空いています
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船底
ややこしいのですが
船底パーツは下図の赤い部分だけ湾曲を付けます
曲げる範囲を示す目印が無いので
その代わりに
このようなタブを付けています
タブを折り曲げて
この両端の丸みが湾曲を付けるエリアです
タブが直線部分と湾曲部分の「型紙」の役目を果たします
また、甲板の木目⇔舷側の白 の境界線で90°に折り曲げてください
冒頭の 接続パーツ小 を船底の両端に貼り付けてください
この時もタブが目印になります
両端に 接続パーツ小 を貼り終えたら
タブは役目を終えましたので、丁寧に切り落としてください
接続パーツ大 を取り付けます
分かりやすい用に甲板部分は省いて描画しています
この3つに関しては取り付けるための目印はありません
中央部から順に、各接続パーツが「だいたい均等」になるように設置して下さい
最終的には見えなくなる部分ですので間隔は余り重要ではありません
ただしすべてのパーツが船底に対し中心に来るよう慎重に
左右のズレが大きいと、船体が歪む原因になります
接続パーツ小 は底面→側面
接続パーツ大 は底面→側面→甲板
の順で貼って行って下さい
甲板部分を上から貼り付けた際、若干甲板が波打つ感じになるかも知れませんが、作業が進むにつれ、目立たなくなる部分ですので大丈夫
ここまでは、まだ船の前後の区別はしなくても大丈夫です
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船尾下部
これもややこしいのですが、濃い赤の部分だけ湾曲を付けます
後方に向かうにつれ、湾曲は収束していき、最後部ではぺったんこ(辺)になります
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船尾上部
上図のように折り目を付けてください
最後部→両舷側の順に貼って行きましょう
次に船尾下部+上部で貼り合わせます
パーツ前方(船底パーツと接続する部位)をきっちりそろえて下さい
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船首下部
まず前方から組み立てていって
最後は蓋を閉めるようにのりしろを挿し込んで固定します
バルバスバウ
赤い部分の根元→先っぽの順に組み立てましょう
船首下部 と接続する際には筒の部分の合わせ目が下にくるように設定しています
灰色の部分は最終的に隠れてしまいますが、面倒でものりしろでキッチリ固めておきましょう。船首部分にしっかり挿し込めるようになります
船を裏返しに見ている画像です
元の体勢にひっくり返すとバルバスバウの合わせ目(白い線が残ってる)は見えなくなります
凹部(船首下部側)の方にボンドを付けて固定する方がボンドのはみ出しが少ないです
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船首上部
この2つを組み合わせます
左が舳先パーツ 右が前甲板パーツ
コツですが
まずどちらでもいいので長い1辺をきっちり固定しましょう
ボンドが固まるまでしばらく待つ
ここを起点に順番に貼り付けて行くと上手く行く場合が多いです
左右のズレが出ないよう注意
さて、ここからちょっと難しいです
画像を見てもらうと分かるのですが合わせるべきパーツの両方にのりしろがありますよね?
これは前甲板側ののりしろを、舳先側ののりしろの根本に合わせて接着します
舳先パーツ、前甲板、上部カバー の3面を1か所で固定するので
「3面貼り」と名付けておきましょう
後の方でも使います
舳先側ののりしろにしっかり折り目を付けておけば、印刷の裏側からでも位置が分かるはずです
これも中心→外側に向かって左右交互に固定
面倒でも1つずつ丁寧に固定していってください
この余ったのりしろは・・・
舳先のカバーを取り付けるためのものだったのです
これを貼ったらいよいよ
船首下部と合体!!
これも船底パーツと接続する面を揃えておいてください
立派なバルバスバウが出来上がりました
つづきまして舳先の手摺りです
県旗の掲揚・降下作業の安全確保のため重要な装備
仕上げの時まで放置でもいいですが、パーツの紛失のリスクがありますので、今のうちに付けておきましょう
のりしろ部分を残して貼り合わせます
船体の舳先に裏打ちする形で取り付けます
きっちり正中に来るように、また手摺りが垂直に立つよう注意して下さい
次回は 船首⇔船底⇔船尾 を接続するパーツの製作 甲板より上の構造物を順に作っていきます
次の記事(その3)はこちら
<シリーズ>うみのこ ペーパークラフト(滋賀県 フローティングスクール)+製作軌跡 - わかくさモノ造り工房