只今、当ブログのメインコンテンツの一つ
うみのこ(2代目)ペーパークラフトの作り方記事を連載しています
これまでの流れはこちら
展開図ダウンロードはこちら
恐らくこれが うみのこ(2代目)作り方記事の最後になると思います
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キャプスタンとは、錨鎖やロープを巻き上げるための機械で
先代うみのこ の時は「串カツ」構造キャプスタン1基を採用しましたが・・・
(詳しくはこちら↓)
今回は対象が2基に増えたことと、それぞれがややサイズダウンしたことにより難易度が増しました
ほとんど「曲芸」のような作業を強いることになるので、泣く泣く「串カツ」システムはお蔵入りです。
その代わりと言ってはなんですが、瓢箪から駒的ないきさつで出来た
簡易版キャプスタンを採用しています
真の簡易版は「作らないこと」ですが(すでに前甲板にテクスチャを描き込んでいるため)
便宜上、この簡易版キャプスタンを上級者向け追加パーツとして説明を続けます
展開図No.07のキャプスタンパーツを使います
まずは台紙の作製
適当な厚紙(ボール紙)に甲板テクスチャを貼り付けます
画像では、某社のミックスナッツの空き箱を使用しています
チェーンが通る穴の部分を除いて長方形に切り出して下さい
茶色(塗装甲板色)のエリアは不要です
次に筒を作ります キャプスタンの回転軸に相当します
側板は点線で折って貼り合わせて切り出します
側板で筒の両端を挟むように固定します
側板の下辺が揃うようにしましょう
(台紙にピッタリくっつくように)
あと、細かいことですが、筒の合わせ目は下に来るようにしましょう(目立たないように)
↑ひっくり返した図
真上から見ながら、台紙の絵柄に合わせて貼り付けましょう
2基のキャプスタンは相互に左右対称(鏡面構造)になるので方向に注意
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次に本体側です
前甲板のチェーンが通る穴に千枚通しで穴を開けます
ここで注意!!
後ろの穴は、特に警戒せずにブッ刺してOKですが
前の穴は要注意
縦にまっすぐ突き刺すと、舷側の錨の辺りで突き抜けてしまいます
(´-‘).。oO(一回ヤラかして全部パーになったことがある・・・)
必ず船の内側に向けながら穴を開けましょう
キャプスタンを前甲板の絵柄に合わせて貼り付けましょう
チェーンを切り出します
両端はテーパリング(徐々に細く)加工しておきます
前後の穴、および筒の絵柄のチェーンの位置にボンドを少量付けて、チェーンを取り付けて完成
ほら、簡単な構造なのに、一見複雑な機械のように見えるでしょ?
これで、用意していた展開図はすべて使い果たしたはずです
あとは大々的に撮影会をしたいところではありますが
ま、後日ということでww
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<シリーズ>うみのこ ペーパークラフト(滋賀県 フローティングスクール)+製作軌跡 - わかくさモノ造り工房