470級ヨットペパクラの組み立て方解説中です
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クラスルールによるとこの部位は
サイド・タンク
国際470級クラスルール2019より一部改変
という名称が振られていました
が
個人的にしっくりこないので、馴染みのある名称
サイドデッキ
で進めていきます
( ´-`).。oO( 特に意味のないこだわりである・・・)
こいつは切り方がちょっと特殊で
この赤丸エリアは「内切り」でお願いします
上の小さい方の〇はセオリー通りのりしろです
下のエリアはこの後の組み立て時にお互い干渉しやすいためです
指定エリア外は「中切り」でいきましょう
画像左右ののりしろのような何かは実はのりしろではありません
何かというと・・・
このパーツは組み立ての前にしっかり形を付けておかなくてはいけません
画像のようにのりしろのような何かに挟まれたエリアはしっかり丸みを付けて
のりしろのような何かが互いにほぼ90°の関係になるように形作ります
そうですのりしろのような何かはのりしろではなく丸みを付けるエリアを分かりやすくする役割と
それ以外を平面(直線)として維持しやすくするために付けられているのです
あ、最終的に後ろのやつはのりしろとしても使います
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サイドデッキは貼り付ける順番が非常に重要です
間違えると痛い目に合います
まず外側
真ん中ののりしろ①をしっかり固めてから②→③へと進みます
この際、前端ののりしろのような何かは絶対貼らないように
後の作業の融通が利かなくなります
一番後ろはトランサム(厚紙の厚さ込み)の分、スキマができる仕様です
一方、船体底部は後ろから貼っていきます
①は、船体中央の細い長方形エリアのみ貼り付けできればOK
ここは完成後も比較的目立つ部位なのでしっかり正中を確保するように貼ってください
②と③は、センターケース周りだけ固定できれば十分です
(ピンクのエリアだけ固定)
デッキの根元あたりはボンド付けが難しいし、むしろ固定は危険
もし干渉する部分があるようでしたら一部切り落として調整してください
( ´-`).。oO( その場合既に何かズレてるってことね)
③はピボットの綿棒軸(竹串軸)が引っかかるので、センターケースをちょっと傾けたりしながら作業を進めてください
反対側のサイドデッキも同様に組み立てましょう
中央部は重ねて貼ります
ちなみに、右舷、左舷の順番はどちらが先でもOK
展開図の配置から右舷が先になるでしょうね、たぶん
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トランサムです
今までと同様に厚紙に貼り付けてからティラー穴を切り抜いて下さい
これをハル(船体)の後端
僅かに内側で折り上げたのりしろに貼り付けます
ここも、しっかり固まるまで待ちましょう
あとは厚紙の断面と船体後端のスキマで貼り合わせていきます
サイドデッキ後端ののりしろのような何かはのりしろとしても使えます
真後ろからみたらこんな感じ
旧作ではこの風景で船体がしょっちゅうねじれていたのですが、今回は精度が違うぜ!
次のパーツは半ばオプションパーツみたいなものですが・・・
後からでも作業可能ですので、先に進んでも構いません
ガンネルラバー(滑り止め)ですね
470級は写真のようにハイクアウト(ワイヤーで吊り下げられた状態)しながら帆走します
クルーの足元が滑らないようにデッキ上にザラザラ塗装を施してあるんですね
乗り手の好みで、さらにラバーを貼り付ける場合もあります
なのでこの部位はガンネルラバーと呼称していました
次回は船内をちょいと整えます
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