今回の記事は、全く持って一般向けではありません
適当に読み飛ばして頂いてもOKですw
これを今作っている訳ですが・・・
「水に浮く! 1/350ペーパークラフト 最新護衛艦いずも」
書籍の中に「組み立て手順」の説明があり、基本的には丁寧に解説してくれています
ところがどういう訳か、この「落下防止ネット」のくだりだけ説明が不親切でした
言葉足らずというか・・・
この甲板周りの白い部分ね
なので、この部分の作業だけ補足情報として特に詳しく紹介します
もしかしたら今後、同じ作品を作る人がいるかもしれない
その人がここで躓くかもしれない
微粒子レベルで存在する可能性のためにこの記事を残しておきましょう
まぁ、具体的にどういう人物がこの記事を必要とするか?というと
・・・俺やな(将来的に)
取説「組み立て手順」の記載では「フェンスの組み立てと取り付け」とあります
そもそもフェンス・・・なのか?これ
フェンス(英語表記)fence
1 柵(さく)。塀。
2 野球で、グラウンドを囲む仕切り塀。「オーバーフェンス」
一般的な護衛艦ではこう・・・
甲板に対し、垂直に立っています
うんフェンスやね、落下防止柵というか
しかしながら
護衛艦いずもや空母のような全通甲板では、落下防止のための構造物は水平に取り付けられます
垂直のいわゆるフェンスでは艦載機の発着艦の妨げになるからです
日常生活で同様のものを探してみると・・・
足場の安全ネット(落下防止ネット)の高さや間隔の基準は? | 足場ベストパートナーより引用
これに近いのではないか、と
安全ネット、落下防止ネットだよね
細かい用語のことですが、ちょっと気になりました
現場ではどういう呼び方をしているのか興味あります
知ってる方、教えてください
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では、テキスト91ページの第14項を開いてください
この落下防止ネット
(´-‘).。oO(あえてフェンスとは呼ばないでおこう)
非常に単純な形なのですが、折り線がよく見えなかったので山折りか、谷折りかよく分からず、いろんなパターンを試しながら小一時間悩んでしまいました
結局は取説の文章を素直に読み解いて
真ん中で半分に折って、L字にする
というだけだったのですが、製作者の意図を深読みして策士策に溺れた感があります
こういった一直線で長さも短い部位は良いのですが・・・
問題は角地の部分
まー見るからにズレる要素満載ですよねぇ
こういった場合は、次に取り付けるべきクランク型のパーツ
全部を貼り合わすのでは無く、一部残しておきます
全体の位置を合わせて固定したあと、最後に・・・
下から挟んでバッチリフィット
同じような考え方は、うみのこ(2代目)でも取り入れています
手摺り取り付け時のズレを角地で吸収・微調整するシステム
ただ取説では、これら角地を構成する複数のパーツを先に組み合わせておいて最後に船体に取り付けるよう指定されています
この部分に関しては意義アリですね
ズレや誤差を快く吸収してくれる有り難いシステムなので、この良さをむざむざと殺すのは得策ではありません
分割で取り付けつつ最後に★マークの部分を挟む、という順序で作業することを推奨します
あとはスポンソン(舷側の張り出し部分)
階段(またはラッタル)が設置されていますので、落下防止ネットのパーツを貼り付ける際に干渉します
必要に応じて、のりしろ部分の形状を整えましょう
これでおk
な?結局フェンス的なもの無かったじゃん
と、思って作業を進めたら右舷艦橋のさらに外側・・・
あ、スンマセン これはフェンスだわ
艦載機の発着艦に影響しない部位は縦の柵なんですね
そりゃそうかww
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