470級ヨットペパクラの組み立て方解説中です
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マストを下から作っていきます
一段目
筒状に形を整えます
台形ののりしろは谷折りで折り返しておいてください(まだ貼らない)
根元の三角のりしろ4つはマストヒールの役割を果たします
ここから、筒状パーツ作りが度々出てきます
このようにねじれなどが出ないよう慎重に組み立てましょう
次にスプレッダーを取り付けるのですが
その前に下準備が必要です
展開図のうち、余白(本来捨てる部分)を用意します
2×2cmくらいの紙片をくるくるっと丸めてボンドで留めます
接続棒と名付けておきましょう
大体、マスト内径の60%程度の太さに調整(いや適当でいいのよ、どうせ見えなくなる部分だし)
これをマスト一段目の上断面、後ろ寄り(のりしろ側)に貼り付けます
一方スプレッダーは今までと同様に厚紙に貼り付けてから切り出します
両端には少し切り込みが入っていますので忘れないように
先ほどの接続棒を前方から挟み込むようにボンドで固定します
マストの正面とスプレッダーの正面が一致するよう慎重に
次にマストの二段目
上下を間違えないよう注意
これを先ほどの接続棒の上半分に挿し込み固定
正面から見ると直線で
横から見ると、ほぼまっすぐ、わずかに後方に屈曲
の状態になるよう固定
ここはなかなか数字など明確な指標では説明できないのがつらい
今後の作業でマストを抜き差しできるよう細工をします
接続棒と同じ要領で紙片を丸めます
長さは5㎜程度、太さは60%程度
これをウォーターブレーカとセンターケースの間、〇印にボンドで固定します
しっかり固まるまで待ちましょう
まぁ、いわゆるひとつのマストステップですな
先ほどのマストヒールに挿し込んで、マストパートナーで左右から保持します
これでマストの抜き差しは自由自在ぞ
マストの横径はマストパートナーの幅より若干大きく作っていますので、ハマり難い時はマストを左右から潰す態で押し込んで下さい(ホントに潰しちゃダメ、それはディスマスト)
マストパートナー、マストステップの固定が甘いとここでマストがグラついたり、倒れたりします
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ではステイ(マストを固定するためのワイヤー)の作業に移りましょう
太目のミシン糸です
長さ25~27cm程度のものを3本用意します
これらをマストに固定出来りゃ方法は何でもいいのですが、一例を示します
一旦3本をまとめて結んでしまいます
(↑ちなみにこれ事前練習無しのTAKE1です)
端の余分な糸は切り落として
結び玉をマスト二段目の上に置きます
糸の1本は前方に、他の2本は左右に伸びて行くよう形を整えます
先ほどと同じように、余白紙を丸めて作った接続棒を作ります
今回はマスト内径の80%程度
下半分にたっぷりボンドを塗りたくって
上から差し込みます
ボンドが固まるまで待ちます
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ここまで作業が進むと
なんと!!サイドステイ、フォアステイにテンションをかけることができます
これが新生470級ペパクラの売りの一つ
旧作ではマスト・セイル複合パーツが全部出来上がらないとマスト立てもステイ張りもできなかった(作業中ステイがブラブラしてて超ジャマ)
今まで不可解な工程がいくつかありましたが、すべてはこの時のためにやっていたのです
ステイをそれぞれ引っかけるポイントを作っていますので、付箋など中途半端な粘着力があるもので仮固定しましょう
出来上がりのイメージがしやすくなります
以降の作業はマストを立てたままでも、一旦外してからでもOK
ただ最終的にステイを固定するのは、メインセイルとブームを装着した後のほうがいいぞ
ディンギー乗りはこのマストの抜き差しだけでテンションが上がるものです
( ゚∀゚)ウヒョー!!
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遊んでばかりもいられません
次のパーツを
三段目、いわゆるマストトップですな
先ほどステイの固定に使用した接続棒の上半分に挿し込んで固定します
ボンド塗るのは棒の表面でもマスト内壁でもOK
マストの3つのパーツがまっすぐ綺麗に並ぶよう形を整えて下さい
(横からみるとわずかに湾曲)
ほれほれ、なかなか見ることが難しいマストトップ側からの光景だぞ
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あとはブームですね
細長い灰色の長方形が並んでいますが、白いのはのりしろです
断面が台形になるよう形作ります
3つ並んだ爪はブーム上面中央で折り返してください
真ん中にのりしろが3つ並ぶようになります
次にグースネックに当たる部分
ヤマハ470級学連マスト用グースネックAssy - BEST WIND オンラインショップより
実艇ではマスト側に設置しますが、諸事情によりブーム側で処理します
濃い灰色の部分を貼り合わせる要領でブームの前端を閉めます
マスト、ブームが出来上がったのでちょいと遊んでみましょう
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ちゃっちゃらーん♪
え、なに?? ディスプレイラックでは雰囲気出ないって?
もう、しょうがないなぁ の〇太くんは
ご安心ください、バーゼルも御用意いたしております キリッ
ナイショですぞ
ただ、さすがにバーゼル製作に注力しちゃうと本筋から離れてしまうので
初心者は手を出してはいけません
そもそも展開図(型紙かな?この場合)もまだ公開していません
いよいよ終盤に差しかかります、セイルの製作に入ります
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