に登場するキャラクター
ユキノビジンのペーパーフィギュアを作っています
だいぶ完成に近づいて来ました
全身を構成するブロックは出揃っているのですが
まだ両腕を固定することができません
なぜなら
腰回りのアクセサリーがまだ残っているからです
まずは、「腰を締める」役に立っているのかどうか疑わしい構造の極太ベルト
バックルのあたりは、例のごとくパワポでお絵描き
こういった鈍い金属光沢はお得意なのです
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次に腰結びのスカーフ
紙で薄手の布の質感を出すのはなかなか難しく
こまごまと3Dモデリングをするのも一つの手ではあるのですが
以前、スぺちゃん新衣装の蛇腹状に折り込まれた特大リボンをモデリングした時には
いざ展開してみると、思いのほか単純な形状に落ち着いていたりするのです
イラストから察するに
このスカーフは少々長めの長方形をしており、その中心部で結び目を作るようにベルトに結わえ付けたものと推察されます
頭の中でグルングルン布の構造をこねくり回した結果
今回は3Dモデリングをすることなく
絵柄を描き込んだほぼ正方形のパーツ
を2枚架橋して
あとは折り紙的な処理を行い
それっぽく仕上げてしまいました
結び目はもうちょっとボリュームを付けた方が良かったかもしれません
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ところでこのスカーフの絵柄
というか今まで作ってきた衣装に描かれている模様全般について余談をば
ユキノビジンの衣装を最初に見た時には
「ははぁん、北欧のアレだな」
という印象を第一にうけました
つい最近にも紹介しましたが
わたくし小学生の時期、夏休みを利用してスウェーデンを訪れたことがあります
その時のお土産ショップで見かけた民族衣装や民芸品に同様の意匠を見かけたような淡い記憶があります
北欧の民族衣装は地域によって様々な模様が描かれていますが
主に胸元とスカートにお花や植物、幾何学模様などが散りばめられているものが多いです
↓このイメージ
スウェーデンの民族衣装がモデルですが
それほど忠実には再現していないので、地元の人からダメ出し食らうかも知れない・・・
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さらにいうと絵柄のモチーフになっている
ここに注目してみました
どこかで見たことあるような気がしませんか?
そうです「五三の桐」「五七の桐」などで有名な「桐紋」ですね
戦国時代のマニアならご存じの通り、豊臣秀吉が使っていたことでも有名ですが
元々は皇室や国家指導者など由緒正しき「やんごとなき」お方が使用するような紋だったそうです
(五三よりも五七の方が格が高いと言われている)
実は
こういうところにも用いられていたのです、知ってました?
( ´-`).。oO( さっき知った)
ではユキノビジンが「やんごとなき」お方なのか?というとそうでは無く
-----以下抜粋 -----
県の花 キリ
本県産のキリは、材の光沢が強く淡紫色をおびて美しいので「南部の紫桐(むらさききり)」として知られています。
5月の薫風に甘い芳香をただよわせて、山里の春を飾るキリは、足利時代に南部家が大和から苗を移したのが始まりと伝えられています。
NHKが放送開始30周年を記念し公募により昭和30年3月22日に発表しました。
-----抜粋ここまで -----
これらをまとめると
ユキノビジンの勝負服は
北欧をイメージさせるような北国っぽいデザインで統一されている
という意識でもう一度振り返ってみましょう



なかなか灌漑深いものがありますねぇ
ほら、なんか北国っぽいし岩手っぽいでしょ?(個人の感想です)
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さて、出来上がったベルトと腰結びスカーフを本体に固定します


腰周りのヒラヒラが左右で異なっていたのは
このように右側のみ押さえつけられるベルトの配置だったからです
これでやっと両腕の固定に進むことができます



次回、完成披露といたしましょう
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