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今回は、まず「採用になった完成品」から紹介します
もーなんつーか、いわゆる
・展開図を切り出して
・折り線に沿って折って形を整え
・のりしろを貼って組み立てる
的なペーパークラフトのイメージは大きく逸脱しています
あまりに小さすぎて、前回のような箱状の単純な形状すら難しくなったためです
なので厚紙に印刷した用紙を貼り付け、厚紙の厚さを利用して立体化しています
似たような形式のものだと↓コレかな
さて、上のパーツがどうなるか というと
重ねます
外側の壁を貼ります
断面を塗装してもいいのですが、このままで(メンドクサイ)
遠目で見るとこの方が「機械がゴチャゴチャした感じ」がアピールできますww
砲身を取り付けます
このあと左右に座席を取り付けます
ほんでこうなる
ここに至るまでには、やはり紆余曲折がありました
これを見て頂きましょう
一番奥の作品・・・
そうです最初に設定されていたキットをそのまま組み立てたものです
っていうか、砲身は自作なんでホントに台形のパーツが付いていただけorz
これでは納得がいきません
今回もイラストをお借りしました
この三連装機銃 正式名称を「九六式二十五粍高角機銃」これが3つ並んでいる兵装ですね
前回紹介した連装高角“砲” に対してこれは 機“銃” なのです
この辺りの兵器の呼び名は国や時代によって色々と定義が異なるので割愛しますが
簡単に言うと
砲:砲弾を敵機の近くまで打ち上げ、あらかじめ設定していた時間が経過すると炸裂(花火みたいなイメージ)させて破片でダメージを与える
銃:銃弾を直接敵機に当てる (当たってから炸裂する銃弾もあり)
さて、この見るからに複雑な機構をどうやって表現するか・・・というところから始まります
早い段階で
紙を重ねていこう
という構想はあったのですが、最初は薄い紙でやっちゃったんですよね
するとこうなる
まー貧相極まりない
かといって、厚紙のみで3つほど作ってみたのですが
「機械がゴチャゴチャした感じ」は出るのですが、どうも砲身の形が安定しません
私の切り方が下手くそなのもありますが、厚紙も良質なものとそうでないものがあって、細く切るとバラけてしまうものもありましたww
で、結局砲身は紙を丸めて作ったのですが、実物と比較してみると砲架に対して砲身が太い
この辺は何かいいアイデアがないかどうか、未だに検討中です
いやそりゃぁね、あるんですよ・・・ 良いものが・・・ 世間には・・・
たとえばコレ
もー溜息出るくらい惚れ惚れする出来ですよね
1日中でも眺めてられそう・・・
しかしながら紙で作る、自分で作る というコンセプトを自分で勝手に設定している以上、今は手は出せません(じゃあ将来的には出すのか???)
そんな葛藤と闘いながらも必要分の三連装機銃を揃えてみました
ま、数日間ちょっとした荒行のようでした
2基は飛龍飛行甲板の前方にすでに設置してあります
残りは左右の舷側に設置予定
いよいよ船体の周りのゴチャゴチャ具合がのっぴきならない感じになってきたので
そろそろ作品をガッチリ固定していかなければなりません
その前に船底のスクリュー と 舵をだな・・・
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