自作ではない【ウマ娘】のペーパーフィギュアを組み立てています
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誰か?はまだナイショ
今日はちょっとペパクラの技術的な話を中心に脚部を作ります
結果的にはもう少し胸部の作業を進めておいても良かったのですが、作業手順を間違えると作品自体が完成しない可能性があったので
探り探り慎重に組み立てを進めています
下半身を作って全体像が把握できるようにしてみましょう
取っ掛かりはズバリここ、大腿
いわゆるふとももですね
流れで下腿、ふくらはぎの一部も作っています
何故このパーツからスタートしたか?というと
のりしろ
の配置ですね
ここに製作者の意図が表れています
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順を追って説明しましょう
上の画像(左)ののりしろのうち、1か所だけ抜けている部分があるのがお分かりでしょうか?
私も自作ペパクラの筒状パーツなどでよく利用する方法なのですが
同方向に並んでいる多数ののりしろのうち、一か所だけ逆方向にのりしろを設定しています
当ブログの独自用語で
アンカーポイント
と呼んでいます
次にペパクラ作業におけるちょっとした小技を紹介
上手く作業を進めるコツですね
・まず対応するのりしろにボンドを付けて嵌め込みます
(画像はピンセットですが、指が入る場所なら素手でもOK)
・ピンセットは動かさずのりしろを密着させ仮固定します
・一瞬ピンセットの把持力をゆるめてスッと奥にスライドさせます
・ぎゅーっと挟んで本固定します
スライド貼り
とでも名付けておきましょうか
ほかの場所でも使える小技ですが、アンカーポイントや交互のりしろで練習すると、両隣ののりしろがストッパーの役割を果たしてくれるので、正確な固定位置まで持って行けます
交互のりしろ については↓ここで触れています
単にのりしろが交互に並んでいるだけですけどね
でアンカーポイントのはなしに戻って・・・
先ほど固定したのりしろを
アンカー(碇)
として強固に固定したあと、ここを中心にして順番に左右ののりしろを貼っていくと上手くいきます
このアンカーポイントの利点は2つ
①作業の効率化
1か所ガッチリ固定しているポイントがあると、そのあとの作業が進めやすい
②対応するのりしろの位置を間違えない
ペパクラでよくあるミスで
のりしろの位置を間違える
というのがあります
同方向にのりしろが均等に並んでいると、パーツを切り取ったあとに何処に接着するか分からなくなることがあります
後で気付いても、リカバーはほぼ不可能です(泣
アンカーポイントとして1か所だけ方向の違うのりしろがあると、まず間違えることはありません
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で、何故大腿(ふともも)から作業を始めたのか?
というところに戻ります
もうお分かりですね
スライド貼りとアンカーポイントを利用して組み立てることを想定すると
のりしろの配置から
「ここから作れ!」
と製作者から促されているのと同義になるんですね
(ふくらはぎの方も同様ののりしろ配置になっていた)
で、もう1本作りまして素敵なおみあしの出来上がりです
次回はこの位置からセンシティブ対策が必要なエリアに進んで行きます